ある夕方、
ワタシとダンナちゃんと
高校生・次女子と中学生・三女子で、お買物へ 行った。
目的は 三女子のお洋服。
2時間程の お買い物が 終わった頃には
みんな 疲れて へとへとに なっていた。
時計は すっかり19時を 回っており、
外食をする元気もなかったワタシ達は
地下の食品売り場で 夕飯を買って帰ることにした。
車から 降りて来なかった ダンナちゃんを 呼んで
( 車の中で ずっと「金爆の新曲・ローラの傷だらけ」
を、聞いてたらしい。)
ワタシ達はそれぞれ、好きな夕飯を 選んでカゴに入れた。
支払いを済ませ、
「 さあ、帰ろ! (*_*; 」 と、思ったら
なんと、奴らはワタシが 食品レジに 並んでいる間に
某アイス屋さんに 並んでいた。
「 パパの おごりやで~!」 と、誘ってくれたが
ワタシは 丁寧に 断った。
すると、ダンナちゃんが
悪い顔で 言った。
↑ とっても 方向音痴なワタシ。
ここは もう、20年も前から知ってる ショッピングセンターである。
さすがの ワタシも・・・
ワタシは疲れた足を 引きずって
地下から1階 目指して階段に 向かった。
駐車場は2階だ。
エレベーターの 前を 通ったけど、乗らない。
遠回りでも来る時に通った道を そのまま戻るのだ。
そうすれば ワタシだって 車にぐらい 帰れる。
わざわざ、来る時 入った正面口から 一旦、店を出る。
それから、外階段から駐車場へ向かった。
そして、出た所から 入る・・・
あれ?
なんか、違う?
確か、車は 建物の外側に 停まっていて、
ワタシは 降りて 右に 歩いた。
と、言うことは、
「 車は、左の スロープの 上、か・・・?」
「 でも、ここから 出たと 思うねんけどなあ? (^_^;)?」
ワタシは しばし、考えて
念の為、その階から 探して見る事にした。
( 上に行って、違ったら 2度手間だもんね (^_^) )
あ~。やっぱり ここじゃあ、なさそうだな・・・と、思った時だった
「 そっち、ちゃうぞぉ~!」
誰かの 声がした。
振り返ると ダンナちゃんが 居た。
な・・・なんで!? (;◎▽◎)
迷っている所を 見られた恥ずかしさと、
ダンナちゃんが 付いて来たことに びっくりして
ワタシは 怒り爆発で スロープを上がった。
気まずい空気でワタシ達はスロープを下り、車に乗り込んだ。
そして、無言のまま、タバコに火を付けた。
「 ありがとう 」なんて、絶対、言いたくなかった。
あのまま、しばらくウロウロしたら ちゃんと、車は 見つけられたのだ。
人からは 考えられない事かもしれないが
ワタシには いつもの事なのだ。
・・・放っておいて欲しかった。
子供たちは アイスを 食べてから 来るのだろうか・・・。
沈黙が 果てしなく 居心地悪かった。
腹が立って仕方ないが、今、ワタシは
文句を言う 立場では、ない・・・。
しかし、屈辱の怒りは 収まらない。
だから、ワタシは
頭の中でダンナちゃんをオトシメテやる事にした。
偉そうに 「 そっち、ちゃうぞ!」って・・・・
そんなん 似合うのは
キャンさん ぐらいやし~ (。-`ω-)
だいたい、アイスだって、
相葉ちゃんやったら 絶対、食べてるし~! ( `ー´)-3 フンッ
それでも、イライラは 収まらなかった。
その時だった。
ダンナちゃんの ケータイが、鳴った。
「 はい。 うん、・・・・え?
今、どこ? ・・・ちゃうちゃう・・・
だから・・・ ああ~、も~・・・
そこおれ。 行くわ! 」
ダンナちゃんは ケータイ片手に 駆け出して行った。
・・・・・どうやら、次女子たちも 迷ったようだ (・_・;)
遠ざかる後ろ姿を 見ながら
ダンナちゃんが 気の毒になった。
そして、良い人だなあ。と、思った。
そして、
来世は もっと、いい人に 巡り合えるといいわね。
と、思った。
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方向音痴って、遺伝するんでしょうかね? (^_^;)ゝ゛