金閣寺から仁和寺に続く「きぬかけの路」を歩くことにしました。
四条烏丸からバスに乗り、北野白梅町で下車。平野神社と「わら天神」に寄るために途中下車です。
西大路通を渡る途中、左手正面に「左大文字」が見えます。12月の高校駅伝では、この通りを走っていきます。
平野神社に入ります。お花見の時には大変な人出になりますが、今日は本当に静かでした。
緑が深くなってきていて、一層、静かさを感じます。シャクナゲもより鮮やかに見えます。
平野神社を出て金閣寺に向かう途中に「わら天神」があります。正しくは「敷地神社」と言うようです。安産の神として知られ、わらの護符を戴くことができて、「その藁に節があれば「男の子」が授かる」と言い伝えがあることから「わら天神」と呼ばれているそうです。今日もお参りに来ている家族がありました。
金閣寺道の手前まで来ると「左大文字」が大きく見えます。
金閣寺に来ると、外国人の方と修学旅行の生徒さんで賑わっていました。参道の緑が綺麗でした。中には入りませんでしたが、緑色の世界を十分堪能することが出来ました。
金閣寺を出て右手に進んでいくと「きぬかけの路」です。衣笠山の麓を通る道で車も多いのですが、歩道が設けられているので歩きやすい道です。
途中には、堂本印象美術館、その反対側に立命館大学があります。堂本美術館は目をひく建物です。
それらを眺めながらしばらく進むと竜安寺です。
門前だけ見てきただけでしたが、ここも外国人の観光客と修学旅行の生徒さんで賑やかでした。
道の反対側は、嵐電の竜安寺駅に向かう道があります。なかなか良い雰囲気の道になっています。
ここまで来ると仁和寺はもう直ぐです。歩いていると左側に鳥居が見えました。近くに行ってみると「住吉大伴神社」という神社でした。小さな神社ですが、調べてみると「大伴氏の氏神で、平安遷都の際に奈良から移された」とのことで、歴史のある神社だということが分かりました。歩いたからこそ立ち寄ることが出来たわけですから、ちょっと得した気分です。
途中にあった、「きぬかけの路」の石碑です。衣笠山を模しているんですね。
この石碑を過ぎて少し行くと、仁和寺の仁王門が見えてきます。
この仁王門は「京都三大門」の一つです。(他の二つは、知恩院と南禅寺)
仁和寺は、この春、御室桜を見に来たばかりでしたが、その時の大混雑が嘘みたいな静けさでした。お陰さまで緑に囲まれた境内をのんびり散策することが出来ました。境内には、「御室流」の生け花展も行われていました。
御室桜も、今は緑一色になっています。これはこれで良いものです。
国宝の金堂に寄りました。じっくり見ると綺麗な形をした建物だと分かりました。
鐘楼や経堂も、緑の木々と良くマッチしています。
休憩所でゆっくり休んでから、妙心寺に向かいました。
嵐電の踏切を渡って進んでいくと妙心寺の北門です。
妙心寺も、この春に桜を見に来ました。境内には、多くの塔頭がありますが、門の外から、落ち着いた雰囲気の庭を見ることが出来ました。
大きな建物の立ち並ぶ境内を抜けて、JR花園駅前のバス停に向かいました。
暑い中を歩いたこともあり、けっこう疲れた散歩になりました。
今日の歩数は、14,565歩。これだけ歩けば疲れるわけです。
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