今日の長野は、晴れたり曇ったり、気温も20度程度で10月中旬頃の気温になりました。
昨日(6日)は、往生寺まで行って来ました。婆さんは、前日まで一緒に行く予定でしたが、朝になると「頭が痛いような気がするので行かない!」とのことでした。
「あんな婆さんでも、頭が痛くなることがあるのか」と思いましたが。
婆さんの教室に車を置いて、まずは善光寺を目指します。
通りには、あちこちに「キンモクセイ」が満開。甘い匂いを漂わせていました。
新聞で読んだんですが、日本にある「キンモクセイ」は雄株だけで、実が付かないんだそうです。だから甘い匂いを出していても虫が寄ってこないとのことでした。
善光寺も秋の気配が押し寄せていました。結構、観光客の姿もありましたね。
善光寺の西側にある出口から出て往生寺に向かいます。出口に道しるべの石柱があり、「左 とがくしみち かるかやみち」」とありました。
往生寺は「刈萱堂往生寺」といいますので、「かるかやみち」は往生寺に向かう道なんでしょう。
往生寺は、善光寺の奥の院にあたり、西側の山の中腹にあります。
私の歩いたのは、善光寺の外れから住宅街を山に向かって伸びている細道です。私は「かるかやみち」だと思っていますが。
「フジバカマ」を見ることが出来ました。
途中には、善光寺七社の一つ「湯福神社」もありますが、今日は寄りませんでした。以前、来たことがある神社です。
途中からは、結構、急な坂道になります。婆さんを連れてこなくて良かったと思いました。絶対に文句を言われると思いますので。
山の斜面にある道ですので、善光寺平を良く望むことが出来ます。
往生寺地域はリンゴの産地で、山の斜面で栽培されて日当たりが良い等から、味が良いことで知られています。美味しそうな色付きになっていました。
善光寺から約1.1㎞、30分ほどで往生寺に到着です。息も荒くなりましたし、足にもかなり響きました。
往生寺は1100年代創建で、刈萱上人の「終焉の地」と言われています。
童謡「夕焼け小焼け」のモデルとなった鐘があります。
不動堂等のお堂もありますが、そこへ行くには急な石段や山道を登らなければなりません。足腰を鍛錬するにはとても良い場所と言えます。
境内で、善光寺平の景色を楽しんでいましたら、鐘の音が聞こえてきました。残念ながら「夕焼けの鐘」ではなく、善光寺のお昼の法要を告げる鐘でした。お腹も空きましたので、山を下りることにしました。
途中に「宗栄寺」の案内板が見えましたので、行って見ることに。小さなお寺ですが、境内には桜の木も多く、眺めも良い場所でした。
今日は、山の斜面を上り下りする散歩で、少々、遠回りもしてしまいましたので運動量豊富な散歩が出来ました。足腰への影響が心配です。
今日の歩数は、13,026歩。気候が良いので、調子に乗って歩き過ぎを注意しなければ。