今日は「くっきり」とは言えませんが晴れ間の多い長野です!今週は今日だけが晴れで、明日以降は再び梅雨空の予報です。
昨日(12日)は午前中は曇り空でしたが、青空も見えて来るということで雨の心配をしなくて済みそうでした。そこで善光寺御開帳に合わせて行われる「ながの祇園祭、屋台巡行」を見に出かけて来ました。婆さんも一緒です。
9時過ぎに家を出て、婆さんの教室に車を止めて中央通りへ向かいました。権堂のアーケード街の秋葉神社前にある「勢獅子」のモニュメント、この屋台も巡行するので楽しみです。
「ながの祇園祭」の屋台巡行は、毎年7月、弥栄(やさか)神社の御祭礼に行われていましたが、御開帳を盛り上げるため1か月繰り上げての実施となりました。その昔は「日本三大祇園祭」の一つに数えられていたようです。
中央通りに出ると、西後町の屋台がやってきました。明治5年に制作された総欅づくりの本舞台とのことです。
今年は4町の屋台が巡行しますが、各町の会所前等、屋台の上で踊りが披露されるのが特徴です。
次に姿を見せたのは上千歳町。総漆塗りで昭和初年に運行した屋台です。
次に来る北石堂町の屋台の方を見ると、暫く動く気配が無かったので様子を見に行って来ました。観客の中に着物姿のかわいい子供たちの姿が。
動く様子が出てきたため、あわてて婆さんが見ている場所に戻って屋台を待ちました。善光寺に向かって行く屋台が見えます。山門前で踊りを奉納する「山門答礼」のためですが、上り坂なので引手は大変だと思います。
北石堂町の屋台が来ました。昭和7年に完成した屋台で、「登龍」「下龍」等の彫り物が目を引きます。
屋台を見送りながら大門の交差点まで来ると、「お先乗り」の行列が善光寺から戻って来ました。神の代理に選ばれた稚児が、白馬に乗って屋台巡行の先頭に立ち、疫病を祓うために各町を練り歩きます。
交差点で信号待ちをしていると、子供たちの掛け声が聞こえて来ました。見ると勢獅子のように見えました。ただ私の想像より獅子頭が小さく思われたのですが、見たことが無かったので「これがそうかも!」と思い追いかけました。
後で分かったのですが、これは権堂町の子供たちの「勢獅子」でした。
半信半疑ながら「見たな~!」と納得しながら善光寺に向かいました。今日の善光寺は、日曜日に屋台巡行が重なったこともあり大混雑。今日の混雑は連休以上かもしれません。
この後、山門の方に向かいますがその後の様子は後編で!