晴れ間はありますが、すっきりとしない天候の京都です。気温は昨日よりは暖かです。
師走の風物詩「千本釈迦堂の大根炊き」を見に行ってきました。婆さんは「ふ~ん!」と言っただけでした。
千本今出川までバスに乗り、千本釈迦堂を目指します。五辻通を進んでいくと同じ方向へ多くの人が歩いていました。「大根炊き」が目的の人達でした。参道には長い行列が出来ていました。昨日は「1時間待ち」とテレビで言っていましたので、今日はどうなることでしょう。
千本釈迦堂(大報恩寺)は鎌倉時代に開創された寺です。本堂は創建時そのままのものであり、応仁・文明の乱にも奇跡的に災火をまぬがれた京洛最古の建造物として国宝に指定されています。
境内も大勢の人で賑やかでした。
千本釈迦堂の大根だき供養は、釈迦が悟りを開いた日を記念した催事で、今では京の師走の風物詩となっています。大根には梵字が書かれていて、昔からこの大根を食べると中風にかからないと言われています。無病息災を願って多くの人が参拝されます。私も本堂でお願いをしてきました。
境内には市も開かれていて、お正月飾りや陶器、お菓子などが売られていました。
モミジは本堂の裏手を中心に植えられていて、まだ名残りの紅葉が楽しめました。
北野天満宮に向かって歩き出しましたが、大根炊きの券を求める人で、門前の五辻通に長い行列が出来ていました。
北野天満宮へは東門から入りました。門の手前は上七軒です。北野天満宮は「学問の神様」だけでなく、紅葉の名所としても有名です。御土居のもみじ園には入りませんでしたが、本殿の周辺でもまだ紅葉を見ることが出来ました。
紅葉を見ながら本殿の周囲を歩いた後、正面の楼門まで行って、あらためて境内に戻りました。楼門には、来年の干支の絵馬が掲げられていました。
三光門は、なかなか形の良い門で、奇麗な彩色が施されています。太陽、月、星の彫刻があることが門の名前の由来です。
本殿で、孫達の学業向上と合格祈願をした後、合格祈願の梅干しを買って帰りました。孫達の成績不振もここまできたら、「神頼み」あるのみです。
北野天満宮を出てからもう少し散歩をする予定でしたが、小雨がぱらつきだしたため、千本通からバスに乗って帰ってきました。
歩数的には物足りない散歩でしたが、師走の風物詩だけでなく紅葉まで楽しめた街歩きが出来ました。
今日の歩数は、5,771歩。
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