爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

京都:祇園祭(山鋒建て)!

 見るだけで暑くなってくるような青空です。昨日、京都も梅雨明けとなり、最高気温35度の予報が出ています。
 17日の前祭の山鋒建てが今日から始まりました。鉾は、今日と明日、山は12~14日の間に建てられます。
 期末試験で早く帰ってきた上の孫娘から、「鋒建てが始まって、TVカメラも来ていた」と聞いたので様子を見に出かけてきました。
 室町通りを下りて行きましたが、歩きだして直ぐに汗が流れて来ました。
 四条通に出る手前に菊水鉾があります。午後3時から鋒建ての予定でしたが、真木の準備が始まっていました。この真木が鉾の真ん中に立てられることになります。

 四条通に出て、月鉾を見て来ました。やぐら(櫓)を組み立てていました。月鉾は12トンもの重量ですが、釘を使わず荒縄だけで組み立てられます。「縄がらみ」の工法です。縄だけで丈夫なのかと心配になりますが、振動や歪みを吸収・分散するので、鉾の組み立てには最適なのだそうです。

 室町通を下がった所に鶏鉾があります。真木も同時に組み立てられていました。ここの曳き初めは、直ぐ横にある池坊女子短大の女子大生が浴衣姿で参加するので、一層、華やかです。

 四条通に戻り烏丸通の手前にある函谷鉾に行きました。どこの鋒もそうですが、暑い日射しを受けて組み立てを行っている人達は大変だと思います。

 烏丸通を渡り長刀鉾に行きました。鉾で唯一「生稚児」が乗り、常に巡行の先頭を進みます。人通りの多い場所に建ちますので、たくさんの人が作業を見守っていました。

 新町通に回ってみました。後祭りの大船鉾の町会所が準備を始めていました。

 帰りに新町通から錦小路通に入って、霰天神山の町会所を見て来ました。目を引く飾り付けです。

 12日もしくは13日に曳き初めが行われますので、それまでには豪華な飾り付けが行われ、鉾が完成します。
 街を歩いてみて、祇園祭の気分が高まってきて、空気が「ざわざわ」してきたような感じがしました。私自信が「ざわざわ」してきたからだとは思いますが。
 いよいよ明日から山鋒巡りの散歩が始まります。
 今日の歩数は、3,811歩。昨日歩き過ぎたので、リハビリには丁度良い散歩でした。
 

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