青空が広がって、蒸し暑くなった京都です。気温は33度位の予報が出ています。祇園祭らしくなったとは言えますが。
後祭の山鉾巡行に行ってきました。後祭の出発は、先祭と逆で御池通になります。既に山鉾が御池通に入っていました。
烏丸御池の交差点付近は、平日とは言え多くの人で一杯でしたので、堺町通付近まで行って行列を待ちました。河原町交差点付近以外ならゆっくりと巡行を見ることが出来ました。
烏丸交差点付近に、北観音山等が進んできました。いよいよ出発です。
1番は橋弁慶山です。常に先頭を行く山です。弁慶と牛若丸を乗せた山で、どの方角から見ても絵になる「八方正面の山」と呼ばれています。
2番は北観音山です。「上り観音山」とも呼ばれています。
3番目に鯉山が来ました。くじで順番を決める山では1番を引きました。「鯉が滝を登って龍になる」と言う古事「登龍門」にちなんでいる山です。
4番目は八幡山です。町内に祀られている「八幡山」を勧請した山で、鳥居には鳩が向かい合って止まっています。
5番は黒主山。六歌仙の一人「大友黒主」桜を見上げています。
御池通を進んでいく山、「見送り」も豪華です。
6番目は南観音山です。「下り観音山」とも呼ばれています。囃子方に唯一、女性が参加しているようです。
7番目に来たのが役行者山です。山伏が行列を先導しています。
8番は浄妙山。人形が空を飛んでいるように見えます。
9番目は鈴鹿山です。山で一番の美女と言われる女神を乗せています。横顔しか見えなかったのが残念。
10番目に来たのが鷹山です。今年から「唐櫃(からびつ)」を担いで巡行に参加しています。山の復興が待ち遠しいです。
11番目のしんがりは大船鉾になります。後祭唯一の鉾です。まだ完成した姿ではないようですが、今のままでも豪華な鉾です。
巡行を見送ってから、寺町通に行くことにしました。
寺町通で、八坂神社を出発した「花傘巡行」を待ちます。
後祭の山鉾巡行が17日の先祭巡行に合同した際、後祭の形を残すために古い傘鉾を再現して始められました。子供神輿や花街の芸姑さん、獅子舞等の行列が続きます。後祭が復活された後も続けられています。
いろいろな行列が続きますが、やはり人気は艶やかな花街の行列です。
この行列を見るのも後祭の楽しみでもあります。
これで先祭、後祭が終わった訳ですので行列を見送りながら、祭りの余韻に浸ってきました。
今日は夕方に「還幸祭」です。四条通の御旅所に安置されていたお神輿が八坂神社に還ります。17日から四条通にいた神様が八坂神社に戻るわけですね。
祇園祭も31日の「疫神社夏越祭」で終わります。
今日の歩数は、4,478歩。