秋らしい穏やかな青空が広がった長野。ただ、夕方からは曇り空となる予報です。
スマホが「今夜は十三夜」だと教えてくれました。「十五夜(中秋の名月)」が中国伝来の風習であるのに対し 「十三夜(後の月)」は日本独特の風習。「豆名月(まめめいげつ)」「栗名月(くりめいげつ)」 とも呼ばれています。十三夜は新月から数えて13日目なので、満月には少し欠ける月なんだそうです。
十五夜と十三夜の両方の月を楽しむと縁起が良いようですが、天気の崩れる予報の長野では、今夜の月は見られそうもありません。そこでお借りしたイラストで一足早く十三夜!
子供の頃に聞いた歌謡曲「十三夜」を思い出しました。
河岸の柳の行きずりに ふと見合わせる顔と顔
立ち止まり 懐かしいやら 嬉しやら
青い月夜の十三夜
聞いたことの有る人は少ないと思いますが、YouTubeで聞いてみたら「情緒があるいい歌だなと」思いました。婆さんは「ふん、爺さんだ!」と言っていましたが。
午前中、婆さんが「買い物に行く!」と言って出かけてしまいました。暇な私はご近所散歩へ。
ご近所のリンゴ、これは「サンふじ」でしょうか美味しそうな色になりました。収穫期の11月が待ち遠しいです。「このリンゴを狙っている」という意味ではありませんので念のため!
中学校のヤマボウシも良い色に変わってきました。逆光の方が赤色の深みが増してきます。ちょっと「妖艶」な感じも!
家の近くの道端にコキアが赤くなっていました。つい先日見た時にはまだ緑色だったように思いましたが。
こちらは朝顔?昼顔?、まだまだ元気でした。
家に帰って窓から庭のハナミズキを眺めたら、先端に止まっている赤とんぼを見つけました。
残りの短い命を精一杯生きて、秋の柔らかな陽射しを楽しんでいるように見えたのは、今日が十三夜ということで感傷的になったせいでしょうか。
今日の歩数は、6,104歩。約1時間の散歩でしたが、下着を着替えたほど良い汗をかいてきました。