10年前の今日、2011年3月11日の午後2時46分に起こった東日本大震災。当時、その時間帯は大阪におり、波にたゆたう船に乗っているような、あまりにもゆったりとした揺れが長く続いたので「疲れで、めまいでも起こしたのかな?」と思いましたが、その場にいた仲間も同じように思っていたようで、お互いに「ひょっとして揺れてる?」と確認しあい、テレビ等で流れる惨状を見て唖然としたことを昨日のことのように覚えています。
この数日、震災関連の報道を見たり聞いたりして当時のことを思い出しながら、このブログに載せる記事を書くにあたってパソコンで調べ物をしていると、誕生日に花を割り当てた「誕生花」だけでなく「誕生日の木」もあることを知りました。これは一般社団法人日本植木協会が提唱しているもので、今日3月11日の誕生日の木は「アーモンド」だそうです。
アーモンドの花(過去記事より再掲。2019年3月撮影)
花は3月14日あるいは4月1日の誕生花のようですが、そのアーモンドの花言葉は「希望」「真心の愛」「永久の優しさ」とあります。被災地では、これまでに数多くの「優しさ」に触れ「真心の愛」を感じられたことがあるかと思いますが、まだまだ復興は道半ば。これからも「希望」が持ち続けられるよう、たとえ小さなことであっても、私たちにできることで手を差し伸べ続けていくことも大切ですよね。
なお、アーモンドの実にも花言葉(?)があり、こちらは「軽率」「無分別」「愚かさ」というネガティブな言葉ばかりだそうです。復興が実っても慢心せず次代へと語り継いで天災への備えとする戒めの言葉と捉えておきましょうか。