ミツカドネギ(三角葱)の花が、なぜか下鴨神社の境内地の原っぱで咲いているのを見つけました。
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地中海地方を原産とするヒガンバナ科ネギ属の多年草で、名前のとおりネギ(葱)やニラ(韮)の仲間です。全草が食用となり、ネギというよりはニラやニンニク(大蒜)のような使われ方がされるハーブの一種です。
和名は、花茎に3つの角(稜)があり、切った断面が三角形になることが由来です。名前にネギとありますが、花のつき方は、ネギのように葱坊主にはならないのでニラとよく似ているでしょうか。別科別属ですが、見様によってはシラー(オオツルボ/大蔓穂)にも似ているかも。
ミツカドネギは在来種ではないですし、下鴨神社の境内地でも園芸種を植えて楽しむような場所ではないので、以前に紹介しましたこの水仙のように、どこかから逸出してきたのでしょうか。