以前に見つけたのはコロナ禍の前だったと記憶し、調べてみると4年前だったようで、どこでも見られる野草の花なのですがひさしぶりに見つけるとうれしいですね。
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メドハギの花
マメ科ハギ属に分類される多年草のメドハギ(筮萩)の花です。名前は占術に使う棒である筮(めどき)に用いられたことに由来します。今は竹を用いているので『筮竹』と書くほうがわかりやすいですよね。
今の季節なら、秋の七草のひとつである正真正銘のハギのほうがよく愛でられるのでしょうが、なぜかハギよりもメドハギなどの同属の野草に惹かれてしまいます。こちらもハギ属で、メドハギと同じ4年前に撮影したネコハギ(猫萩)の花も好きです。でも、まだ今年はネコハギの花を見つけられていません。
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ネコハギの花(過去記事より再掲。2018年8月撮影)
ネコハギという和名は、近縁種のイヌハギ(犬萩)に似ていて、茎や葉など全体的に毛で覆われている姿なので、イヌハギの『犬』に対して『猫』と名付けられたそうですが、てっきり三出複葉のかたちが猫の肉球に見えるからだと独り合点して、この由来を知るまで勝手に納得していたのはここだけの話。