京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

名前の読みとは違って寒中でも凛とした咲き姿

2022-01-15 17:36:09 | 園芸・植物・自然環境
毎年、晩秋からこの時期になっても、ちらほらと花を咲かせているボケ(木瓜)の花。百萬遍知恩寺の西門から入ってすぐの場所にある塔頭のひとつ、善導院に植えられています。



ボケと言えば、本来は春だけに咲くものが多いのですが、秋から冬にかけても咲く二季咲きの性質を持ったものもあり、これらがこの時期に咲くと『寒木瓜』とも呼びますね。

ぽつぽつとほころび始めた蕾もあるので、もうしばらくは参拝がてら花を楽しむことができそうです。



名前の読みとは違って寒中でも凛とした咲き姿で、こちらの姿勢も正さなければと思わされます。

・・
・・・
さて、京都では今日までが松の内です。わが家も午前中にしめ飾りなどのお正月飾りを下げました。また、本来は陰暦で祝うことかもしれませんが、今日が『小正月』ですね。今日を中日として前後3日間の行事を指して『小正月』ともいうようです。でも、近年は節日にちなんだ祝祭日を自分たちの都合で好き勝手に移動させたりしているので、昔から受け継いできた文化がますます希薄になっていくように感じるのは私だけでしょうか。と、このようなことを書きながら『小豆粥』のことをすっかり忘れていましたので、大きなことは言えませんが……

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨年末に刈り取って事務室に... | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。