京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

ヤブコウジでもなくチェッカーベリーでもなかった……

2021-05-07 07:39:05 | 園芸・植物・自然環境
昨年の12月にヤブコウジ(藪柑子)に似た実をつけた植物を見つけ、おそらくチェッカーベリーだと思い込んだ記事を投稿しましたが、先日その場所を通りかかったときに、なんと花を咲かせており、これがチェッカーベリーの花とは似ても似つかない花を咲かせていました。

その花とはこちらです。



チェッカーベリーのことは以下のリンクにある昨年の投稿記事で述べていますが、本当にそうだったら花の時期は6月から7月にかけてで、別属ですが同じツツジ科のドウダンツツジやアセビに似た花を咲かせます。

そうそうブルーベリーもツツジ科なので、チェッカーベリーに似た花と言えるかも。

ブルーベリーの花(過去記事から再掲。出町柳にて2021年4月撮影)


では、何という名前の植物かというと「コトネアスター」でした。間違っておりました。ごめんなさい。

花のかたちから推測できるようにバラ科のシャリントウ属に分類され、旧世界(アフロ・ユーラシア大陸)の北半球に約400種が分布する、常緑あるいは落葉の低木です。中国原産で紅色を帯びた花を咲かせるベニシタン(紅紫檀)が有名ですが、おそらくこちらはダンメリ種の園芸種かと思います。花は白花で、匍匐性のある品種だそうです。



間違っていたことをお詫びするとともに、正しい情報に訂正いたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花は似ても似つかない? | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。