今日は中川の名所とも言える素敵な場所をご紹介しましょう。
国道162号線から中川地区方面に入り少し行くと、ふたまたの道が現れます。
山手の方を道なりに行くと見えてくるのは綺麗に手入れされた北山杉。
そこに宗蓮寺の参道が続いています。
少し早いかな、と思うけれど萩が可憐な花をつけています。
そして見渡す杉、紅葉...
宗蓮寺は室町時代末期から続く歴史あるお寺。
山門も夏の日差しを浴びながらしっとりとした風情のたたずまいです。
本堂を通り抜けたどり着いた縁側からの絶景は見事なものです。
遠くに北山杉を望み、桜や紅葉などの樹木が存在感を示しています。その周りにも丁寧に手入れされたタルキが真っ直ぐに空を見上げてiいます。
春は桜。しゃくなげやササユリ、夏から秋にかけては萩、秋明菊。四季折々の花々が咲き誇るお庭の中には如意輪観音の石仏が変わることなくやわらかな表情で腰をおろしています。
秋。萌える紅葉と北山杉のコントラストが見られるのももうすぐ、かな?まだ少し先ですけどね。。。
そして冬。ここ中川の「冬の花」って何でしょう?
辺りが雪に包まれる極寒の冬。霜でやけた北山杉の葉が赤くなり、まるで雪の中に咲いた花のような光景なんですって!
そんな一味違った北山杉の姿も是非見てみたいものですね!
最後に壮大な台杉を。
樹齢500年、600年とも言われるこの台杉は見るものを圧倒します。
そのどっしりとした幹を見ているとこれまでどれくらいたくさんのタルキを産み出してきたのだろう?どれくらいたくさんのお世話がいったのだろう?これからももっともっと、生き続けて欲しい。そんな思いがこみ上げてきます。
守ることも大切。繋ぐことも大切。そして森の中の文化を創りたいとおっしゃるご住職。
これからその言葉を考えてもっともっと北山杉を見つめて行きたいと思います。
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