行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…
これは鴨長明「方丈記」の冒頭の一説です。
ここ北山杉の里 中川を代表する樹齢500余年の台杉
晩秋の季節には寄り添うもみじと融合し、より一際存在感を増しています。
歴史を刻み、時の流れと共にしてきたこの景色。
変わらぬ光景が今ここにあります。
一年でもっと魅力的かつ幻想的な風景を記録しようと
NHK取材クルーも訪れており、丹念に地域を撮影されています。
時代を超越して魅了し続ける台杉と紅葉。
この晩秋の絶景を生み出す世界には、
何百年守り続ける北山杉の里の人びとの願いを命儚きもみじが呼応している様にも想えます。
ただ今はこの瞬間を楽しみ愛おしむ、まさに一期一会と感じる瞬間です。
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