マンガ『弟の夫』がNHKBSプレミアムで実写ドラマ化されることがわかりました!
今まで全く話題にしてこなかったマンガの話でなんじゃらほいだと思うんですが
このドラマの原作マンガを最近読んでよかったーーーーと思ったので
ドラマ化されるニュースはすごく嬉しかったんです^^
読書のカテゴリーでいろいろな本を紹介したりレビューを書いたりしているのに
『弟の夫』はレビュー書いてなかったです
なぜかというと…
この『弟の夫』はゲイのお話だからなんです
LGBT界隈にはまってずーーーっとそっち関係の本ばかり読んで
紹介もそっちばっかりになってしまっていて
なんか偏り過ぎだよね…と思って最近はLGBT関連をもうブログではスルーしてたんですよ^^;
だからこの本もすごくいい話だったけどなんとなく話題にしづらかったんです><
でもまあ、こうやってNHKで実写ドラマ化されるなら話題にしちゃえ!とw
亡くなった弟の結婚相手が、はるばる会いにやって来た。
その相手とは、外国人で・・・男だった。
NHKの紹介ページでこのドラマのキャッチになっている文です
端的に内容が理解できる文です
ええ、そういう内容なんです
もちろん予想がつくと思いますが
やって来た外国人と日本人の兄の家族との交流が描かれるわけですが
そうです、初めから手放しで向かえ入れているわけではありません
兄は弟の夫に拒否反応を示しますが
小学校低学年の娘は何の先入観もないので素直に義理の叔父にあたる人物を受け入れていきます
その姿を見て父である兄は自分に対していろいろなことを問いかけ始めるのです
面白いのは
兄がいろいろと自分の理想の考えを頭に浮かべるものの
実際には口ごもったり反対のことを言ったりしてしまう表現
そうそう実際にはなかなか本心で行動はできないよね、と思わせられます
先入観の無い小さな女の子が思ったままを話し行動するのが
人間の本来の姿なんだろうなと私も考えさせられましたし
先入観無く何でも思ったことを口に出せばいいのではないということも
つくづく感じますし^^;
そういう日常が上手く表現されていると思いました
偏見を持った人も描かれます
しかし過剰に正義を振りかざす人間は出てこないんです
兄は悩みながら弟とそのセクシュアリティのあり方を
時間をかけて静かに受け入れていきます
そういうところも現実的なんじゃないかと思いました
”隠れゲイ”も出てくるし
自分がゲイだとわかり始めた男の子も登場します
そういった人たちの姿もリアルなんじゃないかなと感じました
カムアウトしてゲイを一般人に知ってもらおう!
的な感じではないです
いろいろな人がいるのが当たり前なんじゃない?そう思わない?
そのくらいのトーンに感じて
そこがね、私的にはよかったのです
声高に正義を振りかざして誰かを傷つけるようなことはしないんですよ
知らないものって抵抗あるよね?じゃあ知ろうか?
みたいな感じです
NHKの紹介ページ→こちら
散々LGBT関連書籍紹介してきて今さらですが
読んでみませんか?いい本ですよ?
弟の夫(1) (アクションコミックス(月刊アクション)) | |
田亀 源五郎 | |
双葉社 |
**コメントありがとうございます
進さん
見たことあるんだね~^^
この探偵さんは結構ハードな仕事引き受けてますよねw
ミカドも面白いっすww
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本屋さんで人気の本もチェックしてないし
エリアさんのご紹介を読み
設定に「ひえ~~」とビックリしましたが
なかなか面白そうですね。
このタイトルだけでも
「声高に正義を振りかざす」内容とはちょっと違いますね。
気軽に手にとって読めそうだなと感じさせます。
絵もコミカルで好感がもてます。