1996年に初めてNHKセッション505に出演した時の事を、今、なんとなく思い出した。あの時の状況は凄かった。初の全国放送が、ライブ一発録り録音で、メンバーも、ベースの哲男さん以外は(ドラム小林陽一さん、テナーサックスがボブケンモツ氏、バイブ竹田直也さん)前日初顔合わせ。ほぼ当日リハが初演奏。クィンテットでの演奏は生まれて初めて。選曲もアレンジも全部私に任されてたので、指示もしなければいけない。インタビューもあるし、、頭が飽和状態になってきて、休憩時間を見計らって師匠(大野三平氏)に電話したのを今でも昨日の事の様に覚えている。その時の三平さんの言葉は、「聴きに行こうと思って一度家を出たんだけど、きっと電話がくると思って、戻ってたよ。本番では、特別何かしよう、とか思わない事だ。」 だった。うーん、全ては理解できなかったけど、とにかく、ありのままで良いのだ(私は楽天家?)と勝手に解釈して、本番は思いきり演奏できた。
今思うと、深い言葉だった事が理解できる。
私も最近では、昨日の様に、本番前に緊張ぎみの生徒から電話をもらったりする事が多くなった。三平さんの様な深い言葉をかけてあげられたら良いのだけれど、、、
今思うと、深い言葉だった事が理解できる。
私も最近では、昨日の様に、本番前に緊張ぎみの生徒から電話をもらったりする事が多くなった。三平さんの様な深い言葉をかけてあげられたら良いのだけれど、、、
短い言葉ほど深くて響きますよね・・。
それは、墨絵の余白
茶道の間
俳句の17文字
短歌の31文字・・
特に日本人は、この美意識を大切にしている人種だと思います。
(文学を職種にされているアンドリュー氏に語らせたら、この話題で3日は飲めるでしょう!!〔笑〕)
これは‘粋’だと思います。
そして、それは早川先生そのものだとも感じていました。物事の教え方や伝え方、まさに短い言葉で導いてくれます。(なかなか出来ない事です・・・)
つまり、短い言葉に含まれた意味を相手に気づかせたり、考えさせたり(想像・創造)する機会を与えて、自分なりの方法を見つけさせる手法なんですよね。
1996年の暮れか翌年か定かではないですが、秋の更けた夜に、5spotのドアを開けて大野三平氏が現れ♪Hard to find 等を弾いて下さり、ノリノリ♪♪♪5spotが揺れた一晩でした。とてもラッキーな出来事として記憶のハードディスクに記録されています。
とても色っぽくて粋な紳士でした!!〔リスペクト〕
ちなみにプロポーズの言葉も短い方が良いですよー!これから経験される皆さん、極上の短い言葉(愛の滋養がたっぷりの)を見つけるために育んで下さいね!
でも、予想通り着実に活動を広められて、その後も何度もNHkに登場されて、CDも出されましたね。(もちろん全部持っています)
今はインターネット普及のお陰でこうして交流もできるし、情報を得る事もできます。遠くに住む者にとっては感謝です。あなたの、おじいさんの様な年齢です。(三平氏が生きておられたら、同期くらいでしょうねー)孫の成長を見守る様な気持ちで、応援していますよ。
ずーっとしゃべりっぱなしのスキャットはしゃべくり漫才。きっと、松鶴家千歳とかマギー志郎みたいな間がいいんだろうな、次に何いうんだべ(^-^)/みたいな感じ。湯沢あたりの、あのよーなぁ…みたいな?間がいいんだろうな。じらしちゃったりして(*^_^*)こんな解釈でいいんだろうか?
全編早口のER見ながら書いてると、間の大事さがよくわかる(^-^)/