Lady Ella

ひとり語り・・・

憧憬として・・・

2010-05-02 03:02:27 | 雑記
 あったのである。美しいんである。それに・・・カッチョええの。

 一番最初の出会いはいつだったんであろうか・・・高校生。かな。その時にもすでに旧車で名車。見せてもらっただけで・・・跨っても、ましてや乗らせてもらうなんてなぁ、とんでもない話だった。

 CB72 Type1   これがすべて。凄い。

 乗らせて頂いて・・・1速から2速が遠い。ニュートラルに入ってしまう。RUMIさんに言われていた・・・ブレーキが利かない。ぜ~んぜん大丈夫。アクセルを戻した時のレスポンスの遅さ・・・ぜ~んぜん気にならない。ハンドルの重さ、旋回性の違い。素敵。

 疾走ったところが、住宅街から昔は田んぼの中の一本道みたいなとこ。うす~いクランクも用意されていた。
「曲がるよぉ・・・」「右ぃ・・・はい・・・左ぃ」って言い聞かせないと曲がってくれない。速度???ご想像にお任せする。疾い。のよ。前項で書いた重いってのは決してこの類の重さではない。鉄・・・なの。それを一所懸命に加速させるエンジン。こいつも鉄が多そう。だから重くて疾いの。

 音・・・軽くて低い。なんとも言えない。私なんざぁ、すぐに直管、メガホン、レーシングマフラーの音にしたくなる。どこまでも心地よいんである。

 書ききれない感動。ほ~んと笑いながら泣きたくなった。

 RUMIさん・・・ほんとうにありがとうございました。かる~くトリップさせて頂きました。行った事のない時空を少しだけ体感させてもらいました。

 1962年式。48年前ですかぁ・・・間違えなくこの時代にこれに乗った人は風を感じて、風になったと想う。私も・・・少しだけ・・・風になった。
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2 コメント

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リーンウイズ (RUMI)
2010-05-02 08:21:31
住宅街の視界から消える瞬間、リーンウイズで右旋回・・・悔しいほどの一体感がありました。流石はellaさん!!


私も年に数回しか乗る機会はありませんが、こいつは泣かせてくれます。そして、あの時代に誘ってくれます。


「動態保存」 これが私なりのこだわり。
やはり、単車はまともに乗れてこそ「単車」!!
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ありがとうございました・・・ (ella)
2010-05-03 05:41:43
そんなぁ・・・素直にうれしいです。
なんなんでしょうか、私の持つ単車のイメージ、乗り味ってのかなぁ・・・は、あ~なんです。

とーっても気持ち良くさせて頂きました。

ほんとうにほんとうにありがとうございました。
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