Lady Ella

ひとり語り・・・

酒飲みとして・・・

2005-02-18 04:38:36 | 酔言
 ここのところお酒の事を書かせていただいた。飲み屋の子に育ち、酒との係わり合いの中でずーっと生きている。大袈裟に言ったら家一軒分くらいは飲んでしまったんじゃないだろうか。
 この間は知人との会話の中で、「お酒が強いってどう言うことなんだろう?」って話しになった。決められた量をきちんと決めて、その量を飲んでしまったらすっと帰る、それはそれでやっぱり強いのだろう。しかし、酔って弁舌更に冴え渡り理路整然としゃべくりまくる事立て板に水の如しってのもすっごく強い。ただ、いつも言うように酔わなければ飲まないし、飲む必要もない。
 解からない・・・こんな事を考えている時点で、もうどうでもいい位に酔っているのだろうけど、へべれけになっていく自分もそんなに嫌いではないし、話しが深く深くなっていくのも悪くない。私の親戚のおじさんは「俺はあんまり人生に酔えなかったから、酒に酔っている」って言いながら盃をかたむけている。そこまですねちゃぁいないし、でも心の何処かに酒っくらい飲めなきゃ、酒が強いとちょいと格好がいいってな気持ちがあるんだろうなぁ。そんなつまらない呪縛からはとっととおさらばして、純粋にお酒の海に漕ぎ出していきたい。
 とりとめがない会話の中をとめどもないお酒で埋め尽くしていこう。そうなんだよ、いっくら知識が増えていっくらお酒の事を語ったとしても、一杯のお酒の持つ圧倒的なまでのパワーの前では何でもない、取るに足らない事なんだからなぁ。
 小宇宙のような煌く液体を心の底に流し込んで、脳の奥底にある自分自身の宇宙旅行を続けるか・・・
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