北海道の湿原にイトウと言う魚がいる。20年以上前になるのかなぁ、開高健さんが大物を求めてモンゴルまで釣りに行った、淡水魚の親分みたいな奴である。
むか~しのアイヌの伝説には鹿を飲み込んでしまい喉につかえて鹿も魚も死んでいた。とかスケールのでかさと法螺のでかさではやはり、日本人を遥かに凌ぐ、中国の伝説では朝、河を溯ってきて湖に頭を突っ込んだのが、尾ひれまで湖に入れたのは夕方だった、な~んて話しがあるような面白い奴なのである。
日本では北海道にのみ生息していて、釣りをする者には一度は挑戦してみたいと思わせる雄大で、幻の魚なんです。かく言う、私も「いつかは釣ってみたいなぁ」な~んて思っていたのですが、今日のインターネットのニュースに衝撃的な記事が載っていました。
現在北海道にイトウの生息している河川は、全部で20あるのですが、その半分の10河川で世代交代が行われていない。残る10河川でも確実に卵と稚魚が確認されたのは6河川にすぎないと・・・と言う事は
イトウの寿命は長いものだと20年ちかいのですが、確実にその14河川では20年以内にイトウが姿を消す、その最大の原因が人による河川の改修であり、牧草地の拡大による土砂の流入なんだそうです。
かなり前に私の友達が、『俺はエコロジストじゃないけど、真剣に自然守らないといろんな魚がいなくなっちゃうよ」って言っていました。ほんとそうなんですよね、ぼちぼち本気で自然との共存考えないと、幻のなんちゃら、ばっかりになってしまう。
今年の台風による被害とか、地震による被害とかみていると本当に河川の改修とか、砂防ダムの建設とか大事な事なんだと思います。けれども一度でも壊してしまって、なくしてしまったものを復活させるのは並みたいていのことではないし、無理なんじゃないかなぁ。長良川に河口堰ができて、鮎がいなくなったのは一瞬の事だったんですから、もう少しだけ考え直す必要があるんじゃないかなぁ、な~んて思ってしまいました。
興味のある方・・・イトウのサイトです。 http://noskan.client.jp/fishing/itou/itou-kihon.htm
むか~しのアイヌの伝説には鹿を飲み込んでしまい喉につかえて鹿も魚も死んでいた。とかスケールのでかさと法螺のでかさではやはり、日本人を遥かに凌ぐ、中国の伝説では朝、河を溯ってきて湖に頭を突っ込んだのが、尾ひれまで湖に入れたのは夕方だった、な~んて話しがあるような面白い奴なのである。
日本では北海道にのみ生息していて、釣りをする者には一度は挑戦してみたいと思わせる雄大で、幻の魚なんです。かく言う、私も「いつかは釣ってみたいなぁ」な~んて思っていたのですが、今日のインターネットのニュースに衝撃的な記事が載っていました。
現在北海道にイトウの生息している河川は、全部で20あるのですが、その半分の10河川で世代交代が行われていない。残る10河川でも確実に卵と稚魚が確認されたのは6河川にすぎないと・・・と言う事は
イトウの寿命は長いものだと20年ちかいのですが、確実にその14河川では20年以内にイトウが姿を消す、その最大の原因が人による河川の改修であり、牧草地の拡大による土砂の流入なんだそうです。
かなり前に私の友達が、『俺はエコロジストじゃないけど、真剣に自然守らないといろんな魚がいなくなっちゃうよ」って言っていました。ほんとそうなんですよね、ぼちぼち本気で自然との共存考えないと、幻のなんちゃら、ばっかりになってしまう。
今年の台風による被害とか、地震による被害とかみていると本当に河川の改修とか、砂防ダムの建設とか大事な事なんだと思います。けれども一度でも壊してしまって、なくしてしまったものを復活させるのは並みたいていのことではないし、無理なんじゃないかなぁ。長良川に河口堰ができて、鮎がいなくなったのは一瞬の事だったんですから、もう少しだけ考え直す必要があるんじゃないかなぁ、な~んて思ってしまいました。
興味のある方・・・イトウのサイトです。 http://noskan.client.jp/fishing/itou/itou-kihon.htm
なおとさんは前にも書き込んでくれたけど、一人づつの意識改革って大事だよね。「俺ひとりっくらいは」じゃなくて『俺はやるよ」でないとねぇ。人の自己責任問う前に自分のだよね。
小さいことからでも頑張ってみようね。