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Lady Ella

ひとり語り・・・

ディープ・インパクト・・・

2006-12-25 18:58:26 | 競馬
 まず、競馬・・・そうですね、この場合はサラブレッド。これは人間が作り出した、ある種の芸術品、見方を変えれば非常に残酷な環境に置かれた馬である。ってのが第一にあるのかな。サラブレッド・・・英語で書くと、ThoroughBred・・・そう、血を越えて、なのね。だから血統は非常に大事であり、守り続けなければいけないものなの。
 で、このディープ・インパクトってのは日本で大成功を収めて、今や世界に逆輸出される程の種牡馬、サンデーサイレンスの最高にして、ほぼ最後の後継者なのね。だから競争中にアクシデントにでも見舞われた日にゃ~洒落になんない。確かに総額50億円強の種牡馬になってからのシンジケート料ってのも多分に加味されているのだけれども・・・

 確かに来年1年間走らせてからってのも手なのだけれども、もし壊れてしまったら、嫌ぁ、負けてしまっただけでもかなりの、いろんな意味での、損失になってしまうんだよね。そこに持って来てこれはあくまでも私の推測なのだけれども、凱旋門の時に言っていた咽喉の病ってのがあんまり良くないのではないかな、と思っている。まして、あの翔ぶような走りだからね、脚への負担や、これ以上使ってしまった後の仔への遺伝的影響ってのも考えての事だと思う。

 さて、今度はあの作戦てか、だからこそたくさんのファンを獲得した後方一気。これはね、馬は自然の状態に置いておくと群を作る。それが移動、もしくは外敵から逃げる時にはかならず大将が先頭、で、2番手が最後方、殿を受け持つと言う習性がある。やっぱね、野球のピッチャーとおんなじで勝気な野郎でなきゃ~駄目でそれを支える女房役のキャッチャーがね、それを見守るってな図式になっている。ただ、これはあくまでも自然界の中で起こる事であって、競馬、レースってのは大将の資質を持たずとも勝つように、勝てるように調教されている。だからね、ディープのように大将の資質を持って先頭に行きたがる勝気な奴はさ、気持ちよく自分のペースで逃げられる馬に調教されるか、我慢させて後方から一気になで斬りにするかって教育をね、した訳よ。もうちょいと素直で従順な馬であればね、あそこまで極端にならなかったのだろうけど・・・やっぱさ、ディープは特別で、ものすご~く勝気な・・・う~ん・・・ちょっとお馬鹿だったのかも知れないね。

 まだまだこんなんじゃ~説明になっていないから・・・鰹だしくん、一晩私に付き合いなさい。ゆ~っくりとじっくりと微に入り細に入った、聞きたくも無い話しをして進ぜましょう。
 でもね、間違えなく彼は特別でものすご~くつおい馬だったんだよ。それを見る事が、同じ時間に生きられた事に・・・うん、かなり感謝だね。だってね、かなり感動したでしょう?

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2 コメント

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ありがとうございます。 (鰹だし)
2006-12-27 21:12:04
確かに、ディープがそうだったように、血統は大事でしょう。競馬に、では無くディープインパクトに少しひかれてます。武騎手との相性は関係ないような、どんな騎手が乗っても勝ってしまう様な、桁違いの力を見せられました。ぜひ、一晩、よろしくお願いします。
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そうですか・・・ (ella)
2006-12-28 05:29:48
そうですか・・・いいですか、鰹だしくん、ディープはね、取っ掛かりですから。深いんですよぉ。ただの・・・本当にただの博打にね、どのような意味を持たせられるのか???ええ、付き合って頂きます。今宵・・・地鶏酢を・・・頂きに参上する予定です。
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