キャバクラ・・・

　かっこうつけではなく・・・私はあまり行った事がない。

　うちのお客さんにも・・・キャバレンジャーと呼ばれるつわもの達が数多く存在している・・・うちで少しだけ飲んで、出撃し、また舞い戻ってくる。そのほとんどがいい顔して帰ってくるんだよなぁ・・・
　特にキャバレンジャーブルーとイエローの・・・はまぁなんとも言えずに妙なハイテンションになって来る。
　私は商売柄か目に付く事や接客のほうに気がいってしまい素直に楽しめない。指名をしないと女の子がグルグルと変わるシステムもよく分からない。でもなぁ・・・バーチャの中で恋愛を構築していくような、不思議な感覚は・・・なるほど・・・と思うところもある。
　私なんかよりも上の世代の方々がキャバレーに通いつめ、憂さを晴らしていた時代と隔絶の感がある。「ま～ったく最近の飲み屋の姉ちゃんは気が利かなくなって、こっちの方が気を使わなきゃ～なんねぇ」な～んて言っていたのは今は昔・・・こちら側がある程度の気を使い・・・そこで楽しむと言う・・・ううむ、特異な・・・ってのは失礼だけど私には不得意な世界なんだよなぁ。
　しかしね、それはそれで慣れるといいんだろうなぁ。そしてやはりそこでもNO1になる娘ってのは・・・何か光り輝くものと独特の存在感を持っている・・・同業者として学ぶべき事は多いんだよな・・・
　キャバレンジャー・・・隊長レッドよ、ブルー、グリーン、イエローよ健闘を祈っているよ。