朝・・・いやぁ・・・夜も明けきらぬ・・・

　旅立つ。既にビールをしこたま飲んでかなり上機嫌な私は意気揚揚と・・・覚束無い足取りをなんとかコントロールしながら、しかし喜び勇んで車に乗り込んだ。

「コンビニに寄ってぇ～ビール買わなきゃ」助手席に陣取った私はそんな事をたもちゃんにのたまいながら、すでに酩酊状態。あ～でもないこ～でもない・・・ほとんど飲み続けのナビをいじりっぱなしで・・・いろんな事を一人ブツブツと囁きながら・・・あ～っと言う間に・・・こりゃ～私の感覚かぁ、Ｍｒ・ＴＫの待つ東京に着いてしまう。

　時間調整のために終夜営業であろう蕎麦屋に寄って、そこにはいろんな人生を背負ってしまったのであろうお姉さん・・・う～ん、私と同じ歳っくらいかな・・・がモクモクと蕎麦を作り続けている。かき揚げ蕎麦・・・だったように思う・・・をツルツルっと頂いてＭｒ・ＴＫをピックアップする。
「まぁ、これをお１つ」ＢＵＤを手渡すと「うふふふふ・・・悪い人だ・・・」な～んて事を言われて・・・しかしそこからスパっと記憶を失くす。そう困った事に次の瞬間には私は仙台に居た。気持ちが悪い程にワープしてしまっていたのだ。

　そしてＪＡＺＺ・ＦＥＳに向かうのだが、なにしろね、仙台は大きな街。そして何よりもいい事なのだが、独自性ってのかなぁ、我が街とは決定的に違う、なんてぇ～んだろ。うん、やっぱり独自性・・・地域固有の色ってのが感じられる。その辺はですね、写真を整理して一日の流れを追いながら整理してみたいな・・・と思います。で、この稿は続く・・・