勝負である。

　ま、ある程度までの酔っぱらいってのは面白いのだ。

　ご本人達の今日の体調は私の預かり知らぬところではあるのだが・・・


　さて・・・勝負であるから勝敗ってのがある。

　レフェリーは私であった。

　かたやぁ・・・「この最後の飲み残しの１杯を飲み干すので・・・」

　こなたぁ・・・「就きました・・・たまらないって・・・」「負けましたありがとうございますした」


　かたやは、ゆっくりと飲んで、最後の一言を言い残して帰りたい方向とは逆に漂ったぁ。

　こなたは、何を言いたいのかわからない？？？ライン？？？を私に送って力尽きたようだ。

　ただ、どちらも自分の足で同じような距離を歩いて帰った。


　ふむ。表題写真。同じボトルを封切りで飲んで。撮り方が悪いのだが、最後の１杯の量ではない。

　こなたが量的にはどうやっても多い。

　しかし、かたやは・・・こなたが帰ったあとに私ともう１人に付き合って１時間ほど会話もしながら過ごしていた。


　私の命題でもある。

　２升酒を飲める人。

　１杯でも清々しく飲んで帰る人。

　どちらも強いのである。

　２升酒を・・・ウィスキーをボトルで飲み倒して・・・清々しく帰れれば・・・

　それに越したことはないのだが・・・

　ま、見たことはなく・・・私もその領域にはいない。


　今回の勝負。レギュレーションの不手際により・・・

　こなた・・・量的勝利。

　かたやは・・・酔人的勝利。

　よって・・・預りの再戦。


　あっ・・・気付いた？？？

　飲み屋の私の完全勝利。