Lady Ella

ひとり語り・・・

屋根

2015-08-25 03:32:19 | 酔言
 基本的に高所恐怖症である。嫌いなのである。


 仕事だからのぼる。けれども行けない所。出来ない作業も多々ある。


 棟と呼ばれるところに座っているのは好きである。景色がかわる。

 遠くは近くなり近くが遠くなったような錯覚を覚える。


 不思議なのである。遠くにあるはずの山が、急に現実味を持って近づいてくる。

 それは時に恐怖であり・・・神々しくも感じられる。


 住宅街にいると、そこにある生活感は非常に非現実的になり・・・興味が失われる。

 嫌いなわけではなく平行に見えているものを見下ろしている優越感か・・・


 単車に乗って速度を増していると・・・時に同じような感覚に襲われる。

 現実と非現実・・・空気しかない壁か・・・

 どちらも私にとっては恐怖が前提に存在するのであろう。

 そこで味わう・・・酔いか。


 さて・・・台風である。雨なら休み。降らなければ仕事である。

 気持ちも半々である。行きたいのに行きたくなくて・・・

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