前回、ボウモアのテイスティングコメントで結構勝手に、ただ私なりの感想を書かせていただいたんだけれども、う~ん、自分で読み返してみて、やっぱりお酒の味を表現するのは難しいなぁ・・・と。でもね、なんとか、その感覚だけでも味わっていただければ、なんて思っております。
今回のウイスキーマガジンライブに行ってみて、素直に感じた事、。みんなよくお勉強している・・・蒸留所の人達でさえ、「なんで、そんな事まで知ってんだい?」って顔になってましたもん。
お酒だけに限らず、音楽、文学、映画・・・はてはラーメンまで、日本人の、ある種病的なまでの研究熱心さや知識欲ってのは、おんなじ日本人として誇りにさえ思えるし、ただただ素直に感動させられる。
しかし・・・ですわ、今回も無料の試飲コーナーなんかでは結構なヴィンテージものなんかをバンバン切って飲ませていたのだけれど、ヴィンテージだけを重要視して・・・そりゃ~確かにメーカーやインポーターさんなんかは高いものが売れればいいのだろうけれど・・・それ以外の普段、普通に飲めるものを蔑むってのか、「ふんっ、そんなもん」みたいに扱っている人が、かなり多く見受けられた。
確かに、こんな機会でもなければ、とてもとても飲めない。よしんばバーのバックバーに並んでいたとしても、おいそれとは「それ一杯」なんて言えないようなもんがズラズラと出てくれば、あえてスタンダードを飲む必要なんかはないのかも知れない。でもね、ボウモア1957なんかは世界中に800本だかしかない。スコットランドのひとだって飲んだ事がないんだ。やっぱりスペシャルなものはスペシャルなんであり、普段から普通の奴を飲みつけていないと、とてもとても判断なんて出来やしない。
いまから20年近く前にロンドンに3月ほど滞在して毎日、毎晩、本当によくバーホッピングをしていた。その時のある晩、ようやくなじみになったスコットランド人のバーマンに聞いてみた事がある。
「なんで、スタンダードなものしか置いてないの?」って・・・
そのお店は多分、100何十種類かのスコッチが置いてあったのだけれど、そのバーマン氏曰く・・・
「高くて、ヴィンテージのいっている奴は、特にモルトなんかはホテルのバーか、スコットランドのほうに行かないとあんまりないよ。だってウイスキーは一番、外貨が稼げる輸出品なんだからね」って・・・
いまの日本はその中でも最大にして最高の、スコッチ輸入大国だ。それにもまして最初に書いたように非常に研究熱心で勉強家な民族でもある。だからこそ、普段着でも飲れる奴も大事にしてもっともっとウイスキーを好きになって欲しい。ヴィンテージだけなんかでは解決出来ない、至福の一本って奴が間違えなく存在するのですから・・・
なんだか説教臭くなってきちまいましたが、まぁ、ほんとこんな機会でなければ飲めない代物が次から次へと出てくればしょうがないんでしょうなぁ、かく言う私なんかも欲にかられて飲み尽くしていましたからねぇ・・・
ボウモアだけに限らず、今回飲ませていただいたものは本当においしかった。私も、もっともっと勉強して・・・ってたくさん飲むだけなんですけれども・・・もっともっと美味しいお酒に出会いたいなと、そのために今日もたくさん飲んでしまおう・・・
この項はまだまだつづく・・・次は業者さんの試飲コーナーを・・・
話しは少し変わって、夕べなおとさんに頂いた、ラガヴーリン16年・・・やっぱり美味いなぁ、本当にご馳走さまでした・・・ま~たよろしくお願いします。
今回のウイスキーマガジンライブに行ってみて、素直に感じた事、。みんなよくお勉強している・・・蒸留所の人達でさえ、「なんで、そんな事まで知ってんだい?」って顔になってましたもん。
お酒だけに限らず、音楽、文学、映画・・・はてはラーメンまで、日本人の、ある種病的なまでの研究熱心さや知識欲ってのは、おんなじ日本人として誇りにさえ思えるし、ただただ素直に感動させられる。
しかし・・・ですわ、今回も無料の試飲コーナーなんかでは結構なヴィンテージものなんかをバンバン切って飲ませていたのだけれど、ヴィンテージだけを重要視して・・・そりゃ~確かにメーカーやインポーターさんなんかは高いものが売れればいいのだろうけれど・・・それ以外の普段、普通に飲めるものを蔑むってのか、「ふんっ、そんなもん」みたいに扱っている人が、かなり多く見受けられた。
確かに、こんな機会でもなければ、とてもとても飲めない。よしんばバーのバックバーに並んでいたとしても、おいそれとは「それ一杯」なんて言えないようなもんがズラズラと出てくれば、あえてスタンダードを飲む必要なんかはないのかも知れない。でもね、ボウモア1957なんかは世界中に800本だかしかない。スコットランドのひとだって飲んだ事がないんだ。やっぱりスペシャルなものはスペシャルなんであり、普段から普通の奴を飲みつけていないと、とてもとても判断なんて出来やしない。
いまから20年近く前にロンドンに3月ほど滞在して毎日、毎晩、本当によくバーホッピングをしていた。その時のある晩、ようやくなじみになったスコットランド人のバーマンに聞いてみた事がある。
「なんで、スタンダードなものしか置いてないの?」って・・・
そのお店は多分、100何十種類かのスコッチが置いてあったのだけれど、そのバーマン氏曰く・・・
「高くて、ヴィンテージのいっている奴は、特にモルトなんかはホテルのバーか、スコットランドのほうに行かないとあんまりないよ。だってウイスキーは一番、外貨が稼げる輸出品なんだからね」って・・・
いまの日本はその中でも最大にして最高の、スコッチ輸入大国だ。それにもまして最初に書いたように非常に研究熱心で勉強家な民族でもある。だからこそ、普段着でも飲れる奴も大事にしてもっともっとウイスキーを好きになって欲しい。ヴィンテージだけなんかでは解決出来ない、至福の一本って奴が間違えなく存在するのですから・・・
なんだか説教臭くなってきちまいましたが、まぁ、ほんとこんな機会でなければ飲めない代物が次から次へと出てくればしょうがないんでしょうなぁ、かく言う私なんかも欲にかられて飲み尽くしていましたからねぇ・・・
ボウモアだけに限らず、今回飲ませていただいたものは本当においしかった。私も、もっともっと勉強して・・・ってたくさん飲むだけなんですけれども・・・もっともっと美味しいお酒に出会いたいなと、そのために今日もたくさん飲んでしまおう・・・
この項はまだまだつづく・・・次は業者さんの試飲コーナーを・・・
話しは少し変わって、夕べなおとさんに頂いた、ラガヴーリン16年・・・やっぱり美味いなぁ、本当にご馳走さまでした・・・ま~たよろしくお願いします。
また何か、美味しい美味しいお酒で埋め合わせさせていただきます。
素晴らしき哉この人生^ー^)人(^ー^
今回も至る所でラガヴーのお話しが出ていたのですけれど、やはり88,89年と1週間に2日位しか稼動出来ず、その影響を引き摺ってしまっているらしいです。
とは言え、あの16にして悪女には・・・やられてしまいますねぇ。近いうちにぜひ・・・