Lady Ella

ひとり語り・・・

ソフトボール・・・

2006-05-21 18:00:25 | 雑記
 またまた観に行く・・・そう、鰹だしくんの勇姿を・・・

 本日は2試合あるという事だった。ただ、第1試合は午前10時から。私にとっては普通の人の深夜に近い時間だ。これは無理なので行かない事にする。
・・・ましてね、これに勝たないともう1試合はないのだけれども・・・鰹だしくん、「絶対に勝つ」って言うもんだから。

 11時。私には珍しく、ってか人生においてもほとんどない、目覚まし時計ってので起こされる。眠い。一瞬、「よそっかなぁ・・・」って。でも、窓から少し見えた空はマッツァオのピーカン。「う~ん・・・たまには光合成でもしにいくか」と重い腰、基、重い肩を回す。

 ダラダラと半眠りのまま現場へと急行する。予定では12時くらいからと言う事だったのだが、前の試合が長引いておりその試合から観戦する。
「おはよっすぅ」元気な声とは裏腹に疲れて薄く無精髭が生えた鰹だしくんが登場する。「予定通り、1試合目は勝っときました」よしよし・・・これで今日も鰹だし劇場が観られる。ちょいと楽しくなっていた私なのだが第二試合の鰹だしくんは・・・予定とおりのサードコーチャー。

 今年のチーム鰹だし(仮名)はくじ運が悪い。前回同様1回勝てばチャンピオンチームと当たる組み合わせ。「まぁ~ったく誰だよ、くじ引いたの」って鰹だしくんもボヤいていた。しかしね、それはそれで楽しい。試合をやる選手は大変なのだけれども観ているこっちは・・・「もし、もし勝っちゃったら」って勝手な想像が膨らむ。そこに持って来て本日は私の同級生にしてチーム鰹だしの前監督がやって来た。これで解説が横にいながら試合が観れるって事になる。「こう言うチーム相手にはね、弱者の論理、先制してかわしてかわして相手が焦りだすのを待つ。そしてね、ズルズルっと試合終了に持ち込むしかない」とすでに彼は頼みもしない解説を引き受けてくれている。

 試合が始まり、本調子ではないチーム鰹だしのピッチャーには「決まらなくてもいい。速い球を見せ球に遅い球で勝負しろ」ってな指示が出る。その通りにバックの好守もあり1回2回とピンチを迎えながらもなんとか無得点に押さえる。「なぁ、これでいいのよ、このままどんな事をしても先取点を取ってよりプレッシャーが掛けられれば・・うふふふ」と言ってる間に上手に1点を取られてしまう。どうなのだろう・・・素人の私が見ていてもチャンピオンチームはバッティングフォームが崩されながらも完璧に崩れない。コツンとでも絶対にバットに当てて来る。(これが結果本日の最重要項目になる)それが、時に内野の頭を超え、間を抜けて行く。それでもなんとかそのピンチを1点で切り抜け味方の反撃を待つ。するとどうだ・・・ソロホームランが出て1点を返して同点に追いついた。

 しかしやはり本調子ではないピッチャーが捕まり始める。遅い球にも反応が良くなって来ているのだ。「解かるかなぁ、あいつらはね、遅い球を待っていなくても絶対に崩れないんだよ、なぜか、って言うとね・・・」うんうん、私もそこの所は聞いておきたかった。彼曰く、基本的にはやはり速い球を待つ。これはもちろん相手ピッチャーの事を研究しているってのもあるのだけれど、基本的には速い球にタイミングを合わせる。そして始動に入る、ここで大事な事は踏み込んでいく足の膝を割らずに壁を作る。よく言う踵から踏み出すって奴だな。でも遅い球がきたら絶対的に身体は前に突っ込んでしまう。そうすると腰の、下半身の力は全く使えなくなってしまい手打ちになってしまう。そしてここが、今日私が一番「ははぁ~ん」ってなった所なのだけれど、この状態ではやはり、グリップもトップの位置から球を迎えに行ってしまい頭が、上半身が動いてしまう。それによって球が消え、まぁ見事な空っ振りになってしまう。見えない球は打てないのだ。ではそれを避ける為にどうするのか、始動してもキッチリと球を呼び込んでグリップは最後までトップの位置から動かさない。速い球にヤマを張って遅い球が来たのならなおの事だ。そうする事によって突っ込んでしまった下半身は下半身として突っ込ませてしまう。しかし上半身は止めることが出来、球を見続けることも出来る。それにより上半身には力が残り捻転によって球に当たりさえすれば何かが起こる。ってな訳だ。
 タイミングをずらされたのだからいい当たりなんてのは期待出来ない。ただ球を捉える事が出来れば・・・その方がいいに決まっている。あくまでもタイミングをずらされた、追い込まれている時にこそ重要な事なのだけれども普段から下半身の始動よりも僅かながら上半身の腕の、始動を遅く、ってか動かさない事によって球がよく見えるようになるのではないだろうか???見えれば当てる事、カット打ちも容易になり自分の狙った球を待つ事も出来るようになる。今日も見ていてチーム鰹だしの面々は完全に上下半身の同時始動によって完全に前足に体重が移動してしまい前足1本でクルリと回る空振りが多かったようにも思われる。これは、勿論相手のピッチャーの球が速いが為に起こる事もあるのだが、ううん・・・やっぱりトップの位置を何処まで維持出来るのか、ってのは球をよく見るって事の中では重要な事なのだろう。

 素人がちょっと聞きかじったっくらいで偉そうな事を書いてしまい申し訳ないのだけれど・・・なんとなくね、なんとなく解かってきた事がある。ほんとね、ソフトは奥が深いってか面白い。もう少し整理出来てちゃんと理解したいなぁ・・・なんて思った次第である。前回、今回と打撃理論を拙い文章で書き綴ってみたけれど・・・よ~し、次にはね、もう少し論理的に説明出来るように書けるように努力してみよう。

 おお~っと観戦記がエライ事になってしまった。試合は時間の都合上、最後まで見る事が出来ませんでした。また今度、鰹だしくんと今日の打撃理論の確認も含めてお話しを聞いておきます。では最後にもう一度鰹だしくんの勇姿を・・・




 本日の打撃成績・・・第2試合・・・1打席ノーヒット・・・回転の掛かったセカンドゴロ・・・

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11 コメント

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結果はいかほど? (ちびっ太)
2006-05-21 21:45:05
1試合目の鰹だしくんはどうだったのでしょう?鰹だしくんからのコメント待つ<笑

結局2試合目の試合結果は?これも同人のコメント待ちかな?<爆

回転の掛かったセカンドゴロとなるともしかしてバットの先っぽ?先週の私もそれやりました<笑

ellaさんのバッティング分析参考になります。言われるとおりだと思います。

ただ、それがきちんと実戦で実行できないところが歯がゆいところでありまして…

ようするに私の場合は練習不足・経験不足のなにものでもないとそこに行き着くのであります。。私…今日ひどかったです。秋まで本気で素振りしないといけません
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多分・・・ (ella)
2006-05-22 03:35:15
多分ですよ・・・ソフトは割り切り、ってか状況に応じた臨機応変さ、う~んん・・・我慢比べな要素が野球よりも大きいのではないでしょうか???もう一度時間がある時に今日同級生に聞いた話しと鰹だしくんの話しもあわせて書かせて頂きます。



そうですね、試合の結果は鰹だしくん本人のコメントを待ちましょうか・・・・・
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ありがとうございました。 (鰹だし)
2006-05-22 07:38:39
やっぱり強かったです。走、攻、守、投、どれをとっても一枚半相手が上手でしたね。結果は7対1。  1試合目の結果は8対2で勝ちました。この試合には打つだけの人で出ました。フォアボール、ライトフライ、サードごろ。見せ場もなく終了。 ellaさん、応援に来ていただきありがとうございました。もう、年令的にあのチームと対戦する事も皮ボールで試合する事も無くなりました。悔いが無いと言えば嘘になりますが、上に行っても、フルスイングです。ちびっ太さん、レベルが上のチームとの対戦って楽しみでもあり、苦痛でもありですよね。なんか、体から力が抜けた感じです。
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そうかぁ・・・ (ella)
2006-05-22 18:20:48
鰹だしくん・・・革ボール最終戦だったのだなぁ・・・

ただね、いろんな関わり合いを今のチームとは持っていくのだし、あの後輩達もね、どこかで鰹だしくんを拠り所としている。



何処に行ってもフルスイング。いいですなぁ・・・けどね、たまには当てて。
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えぇー最終戦! (ちびっ太)
2006-05-23 00:32:29
皮ボール最終戦だったんですかっ!

「上に行っても」ってどういう???

レベルが上のチームとの戦いって結局負けるくやしさを味わうことになるわけで…

どんな相手でも負けるのはやっぱりね~

ただ後で振り返るとそういうレベルの試合を経験したことがやがて経験値となり、人それぞれの形となって必ず役に立つときがくる。

まーいわゆるロールプレイングゲームの経験値稼ぎみたいなもの?!ですかね<笑



「たまには当てて」って<笑笑
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上とは (鰹だし)
2006-05-23 01:36:10
41歳になる年から入れる、壮年チームに入る事です。一般男子とは今年でおさらばって事。いろんな夢や希望を後輩達に託し、一番下っぱの若手になります。 フルスイングは当てる事よりも、気持ちよく振れる体を維持する事が美容と健康のために、、、、あとは、ピッチャーが芯に投げてくれる事を祈るのみ。
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うふふ・・・ (ella)
2006-05-23 04:00:01
美容と健康・・・その通り。でもね、切れてな~い、腰が。ってこれはかなり・・・本気。



もっと本気で言わせて頂くと・・・鰹だしくん、コンパクトなフルスイングってのもあるんじゃ~ないでしょうか。



ちびっ太さん、そうですね、経験値。必要であり時に邪魔になる。糧としてそれを求めるのならば・・・私は不必要だと思う。逆説的で申し訳ないのだけれど・、生きる事においての無駄はないのだけれども、これ、それ、に関しては・・・なんとなくありそう???
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まったくの (ちびっ太)
2006-05-23 22:32:10
そのとおりであります。私の例えが適切ではなかったようです。スミマセン…

当然、経験値を求めるが故の云々ならば不必要ですね。

完全にレベルの違うチームとの対戦は望んでもそうそう実現できるものではないのが前提としてありまして…

己の未熟さを実感し、未知の領域を知る(特に対ピッチャーですね)いい機会ですし、練習方法やシートノックなども参考になることがあったりと。

圧倒的だと悔しさも通り越したりして<笑



鰹だしさんゴメンナサイ!つられて「くん」で投稿してました。大変失礼しました。

ゴム×カタリストのことを気にされていたのはこれだったわけですね(納得)

私も壮年部からのラブコールを会うたびにいただいてます。来年から準備期間としての対象年齢になるそうで…

なんと壮年部をまとめているのが高校のときの副担任の先生だったりするわけです。高校は地元じゃないのに世間は狭い?!って思います。
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そ・そ・そ・そんなぁ・・・ (ella)
2006-05-24 03:38:32
丁寧に・・・単純に思った事でして。

今日も鰹だしくんとは別の後輩とソフトボールの話をしたのですが、やはりね、実戦に勝る経験はないと言っておりました。それはやはり生きたいいピッチャーの球を実戦で打たないと今の自分がどうなのかが解からないんだと。そこそこのピッチャーであれば理論が簡単に証明されるのだけれども、やはり、強い、いいチームのいいピッチャーには、「この理論当てはまらないの?」ってくらいにやられしまうって。でもそれは自分の練習での詰めが甘くってか試せない、練習出来ないものがあって、やはり実戦でしか磨かれない何かがあるようで・・・

多分、私が感じている理論と呼べるほどではない理屈はみ~んな知っている。ただそれが実戦で実際に出せるか???なんしょうねぇ。

やはり、ソフトは面白い。実は今夜、その理屈を書いてみようと思ったのだけれども・・・ちょいと酔ってしまったぁ・・・ごめんなさい。
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確かに (鰹だし)
2006-05-24 07:47:21
毎打席、気持ちよくフルスイングできる球が来るとは考えられない。そして、得意なコースや高さに来た時にはフルスイングする必要がない。あんなに振る事はめったにないですよ。いろんな葛藤の中で出た答えがあんな感じ。ただ気持ちの中で、いつもフルスイングしていたい自分がいる事は確かです!
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