Lady Ella

ひとり語り・・・

グレンエルギン32years old・・・・

2005-02-19 17:11:20 | Liquor
 したたかである・・・ホワイトホースの基幹モルト。UDVのヒドゥン・モルト12年しか飲んだ事がなかった、イメージとしてライトでクリアー、花のような香りがするくらいのイメージしかなかったのだけれど・・・32年と言う時間の経過は新たなる生命をこやつに吹き込んでいた。
 赤みがかったクリアーな黄金色、第一印象・・・パワフルなんである。枯れていない、素敵な森林浴のような木香が喉から鼻の全ての細胞を刺激してなが~く薫る。若々しく、決してジメジメしていない、次の蜂蜜ようのまろやかな甘味が口中全体に広がり、重過ぎない質感が舌にまとわりつく。
 う・う・美味い、美味すぎる・・・ひさびさの感動である。それまでに、多分酔ってしまうのには充分な量のウイスキーを飲んでいたのだけれど、好きだなぁ、この味は。
 暗く、年月を感じさせるような、タモの一枚板のカウンターの上なんかではなく、昼下がりのよわく、やわらかい陽光の中、小さな森と小さな小さな湖があるようなところで、のんびりと釣り糸を垂れながら・・そう、この時は決して大物狙いなんかじゃなく・・すーっと、すーっとですぞ、こやつを喉に流し込む、万感の幸せが自分のまわりに満ち満ちていくのを確実に実感できる。

 幸せであった。こんな出逢いがあるから、酒はやめられない。感謝するしかないのだ。1971年こやつを仕込んでくれた全ての人に、そしてこやつを育んできた、ロッシー川とエルギンの街に・・・

 なんだかウイスキーのコマーシャルみたいになっちまったんだけれど、そのっくらい美味かった。前にも書いたように長い熟成を経たものを基本的に好まない私なのだけれど、こいつにゃ~やられちまった。若かりし頃ホワイトホースを浴びるように飲んでいたときには絶対に感じられなかった、ブレンドの妙。けっしてこやつが入っているとは思えないのだけれど、間違えなくこのポテンシャルを持ったものがホワイトホースにも溶け込んでいる。まだまだ、修行が足りない・・・

 写真がピンボケで申し訳ない・・・感動に手が震えていたって事で・・・
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