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Lady Ella

ひとり語り・・・

今東光・・・

2005-09-29 18:18:40 | 雑記
 このじいさんをご存知だろうか・・・

 いかつい風貌にロンパったギョロ目・・・天台宗大僧正、中尊寺貫主にして直木賞作家で参議院議員・・・ものすごく波乱万丈に生きて、そして過激なまでの毒舌でね、世間を痛罵し続けた。ただその裏側にある奔放な生き方ゆえの深さ温かさを持った人。私が心の底から尊敬できる数少ない大人・・・なんだ。

 久々にちゃんとした・・・言い方変だな、しかし古本屋にしか行かない私にしてみれば、これしかないか・・・本屋さんに行ってきた。そしてね、便利になったもんで店内にある在庫検索がパソコンのタッチパネルで出来る。ふ~むとなりながら検索かけたのがこのじいさん。結構廃刊になっちまっていてな~にがあるのかなと見てみたら・・・ありましたよ、毒舌身の上相談の文庫版が。なにしろこの人の人生相談は面白い。言いたい放題。でもその知識量と含蓄のある物言いは・・・素敵。
 誰かにあげてしまって今は手元にない、プレイボーイに連載されていた極道辻説法なんかはもう最高の読み物だった。この毒舌身の上相談は読んだ事がないので・・・今夜の酒のあてだな。一つの相談を読んで・・・ビールをグビリ。やめられな~い。
 てな訳で・・・読書の秋。帰りにはいつものブックオフに寄りあと3冊ほど・・・画像に入れた町で一番の美女・・・チャールズ・ブコウスキーと山口瞳・・・私流頑固主義。それから新潮社編・・・昭和ミステリー大全集「ハードボイルド篇」
 ブコウスキーは唯一、私がミッキーロークをかっこいいと思った映画バーフライの原作者。酔っ払い、市井の人を書かせると・・・なんとも言えない味がある人。興味があったら是非映画から・・・なんてったって共演がフェイ・ダナウェイですから・・・
 瞳さんは・・・ってこれもいい大人のおっさんなのだけれど・・・やっぱり結構に毒舌。でもね、読むとジワーっと暖かくなる。秋の夜長には・・・ピッタリ。ミステリー大全「ハードボイルド篇」は大藪、生島、三好、北方・・・等々の短編がぎっしり。一晩に一話づつよんでも・・・半月以上は楽しめそう・・・

 さてさて仕事をして・・・あとはゆっくりと・・・本でも読みますか・・・必要なのはビールと秋の虫の声・・・だな。

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