峰と言う煙草・・・

　私は愛煙家になりたい・・・こだわりでなくて・・・

　私はどうなのだろうか、ヘヴィースモーカーと呼ぶには軟弱であるし、かと言って吸わなくてもいいかと言えばそうでもない。今は、どうかなぁ・・・一日に２５本前後空気中に煙を吐き出している毎日である。
　私が煙草を吸い始めたのは・・・って定期的にですけど、かなり遅く？いやいや法にのっとって二十歳くらい・・・いやぁ、もうちょっと早くて１８・・・その位かなぁ・・・なにしろ最初は貧乏エセ学生で毎日毎日、腹が減っていた。空腹を満たす為に悪い仲間が煙草をくれた。彼はアメリカ人だったので、貰った煙草はキャメル。こいつがね、最初から美味かった。むせる事もなく、いい香り・・・う～ん、獣臭を伴って胃の奥底に重く静かに沈みこみ、なんとも言えない満腹感を与えてくれたのだ。
　それ以後何年にも渡ってキャメルを愛煙し続けたのだけれども、ＲＪ・レイノルズから確か日本煙草（ＪＴ）に移った頃から劇的に不味くなった。箱はハードパックになり色も薄くなり、あの独特の獣臭がなくなってしまったのだ。
　そして私は煙草を変えた・・・キャメルが売っていない時に吸っていた峰に・・・私の感覚としてどちらも煙が重い。味、特に甘い辛い、濃い薄いだけならばマルボロがラッキーでもピースでもハイライトでもいいのだけれど、この煙の質量としての重さはこやつらにしかない。まぁ、こんなのは主観的な感覚であるのだからどうと言う事はないのかも知れないけれど、私はこいつが好きだ。爺むさいパッケージ、唯一日本煙草で漢字のロゴ・・・全てにおいて気に入っている。
　とは言えこいつにも欠点が無い訳ではない。自販機に入っていないのだ・・・ただでさえ売っている所が少ないのに・・・・・

　まぁ、私の吸っている煙草はどうでもいいや、言いたかったのは、その峰のパッケージに不吉な文字がここ一ヶ月くらいで入った事なのだ。見辛いかも知れないけれど画像を入れて置きます。
　不謹慎だと怒られても・・・デザイン的には駄目ですよ・・・しかしコレクター心を擽られる。だって文章が３パターンくらいあるのだから・・・で一服・・・至福である。