Lady Ella

ひとり語り・・・

もう一人の・・・マイケル・ジャクソン・・・

2005-02-13 19:43:45 | Liquor
 やはりウイスキーマガジンライブのお話しをするのには、この人のお話しから始めない訳にはいけないんだろうなぁ・・・そう、マイケル・ジャクソン。
 普通の人にはマイキーと言えば、白くなり続ける永遠のポップスターの方が有名であるのだろうけど、私のような酔っ払いの呑み助には、世界一のウイスキーライター・・・って事は酔っ払いの神様みたいなもの・・・ウイスキー界のカリスマである彼の方が、断然有名であり、スーパースターなのである・・・
 今回のライブに、その彼が2年ぶりに姿を現した。前回の時よりも、よりふか~いウイスキーの匂いを漂わせながら・・・・・
 89年に書かれた、彼のモルトウイスキーコンパニオンと言う本は世界中で80万部以上を売り、またウイスキー以外のお酒や、旅行等にも非常に詳しくいくつもの紀行文、コラムなどを、「ワシントンポスト」から「プレイボーイ」に至るまで書いている。そして現在は「ウイスキーマガジン」の顧問編集員をしながら執筆活動を続けている。
 って、すっごく偉い人なんです。でもなぁ、私なんかは彼の背中から発せられるオーラが、多分50年以上の彼の飲み尽くしてきた、ウイスキーによるものに思えてしようがない。歩く時なんかはまるで操り人形のように移動して、サインを・・・勿論私も頂いてきました・・・自分の著書にする時の左利き特有の体の使い方ではない、右手の震えなんかは、決して年齢だけから来るものではなく、やはり飲んできた、酒と言う魔物に憑依されたもののみが持つものであったように思う。
 決してアル中患者なのではなく、彼がお酒を通して見続けてきた世界ってのが存在し、それをオーラとして発し続けている・・・なんだかかっこよかったなぁ。
 今回は彼の書いたモルトウイスキーコンパニオン・改訂版っての買ってきたのだけれども・・・勿論サイン入り・・・その1000数百種類にものぼるであろうテイスティングノートは、少しでもウイスキーに興味を持った人達にはバイブルのように見えてしまう。これはあくまでも私見であるのだけれども、彼くらいウイスキーを飲み尽くしてくると、やはり特徴的で良くも悪くも癖の強いものを好むし、評価も高い。だからこそ、この本には点数による評価と言うものが付いているのだけれども、これはあくまでも彼くらい飲み続けた人のみに許されたものであり、私のようなまだまだ修行が足りない、ただの呑ん兵衛にはあてはまらないように思う。それよりも彼のコメントから想像されるものに思いを馳せ、その日の珠玉の一本を選び出すのに最適な一冊なんじゃないかな。
 ちょっとでもウイスキーに興味のある方、ぜひ読んでみて・・・う~ん見てみての方が感覚としてはいいかな・・・これからのウイスキーに対する自分なりのスタンスってのが分かるのじゃないでしょうか・・・
 と、言う訳で、次には彼のこの本にかなり頼りながら、今回私が飲んできたウイスキーのお話しを書かせていただこうかな、と思っています。
 
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