でも・・・だってぇ・・・

　なんてぇ～人だったのかなぁ。確かＴＶのちからとかに出てくるアナウンサーだったかな、が書いた本にあったように思う。口癖、言い回しがね、子供の頃と同じように大人になってからも出て来るって。

　その中でも、「でも・・・」「だって・・・」ってのが大人になって「言っちゃ～悪いけど」「変な言い方・・・」「僕的には・・・」等々・・・かなり大人っぽい言い回しに変化しているようなのだが、実は、「でも・・」「だって・・」の言い方を変えたものでしかないってな話し。

　でももだっても自分の肯定である。ただ自信がないからそこから始まる。私はこれこれこう思う。でいいのだが、でもね、これもあるでしょう？だってこう思ってしまったの。ってしたいのではないだろうか。

　喋る事を生業として生きているのだけれど・・・なかなかに本音は言えず・・・なんとかしようと思い、なんともならずにいると、ふと、自分の吐いた言葉を思い返す。私は使いたくないな、でもね、だってね、感じたままに、思うように、自分の何かを伝えたいから。

　言っちゃ～悪いのならば言わなければよろしい。変な言い方も変な話しもしなくていい。僕的ではなく、私としては、俺はね、で善しとするか。

　さて、言い訳の利かない、ＨＥＲＯ’Ｓでも？？？観るか。