中秋は明日???
昨夜・・・近所の小学生。
「おじちゃ~ん」
めずらしい。
いやな世の中になって・・・なかなかのソーシャルディスタンス。
ひさびさに訪ねて来る。
型枠がありレジンを埋めるアクセサリーキット。子供用。
いくつかの風船をあしらったもの。
埋めなくてよかったチェーン用の穴を埋めてしまう。
「あなをあけてくれる?」「ドライバーさしてトンカチでたたいて」
困った。間違いなく言われたようにすると枠が壊れる。
プラッチックメッキだからね。レジンのが固い。
私の道具はみんな店に置いてある。
「ちょっとあずかってあしたでもいいかな?」
彼女はやりたがりだから・・・
「これでこうすれば・・・やってやって」
私とおなじ。さぁ~はさぁなのである。
うちにおいてあるやっつけ工具でなんとかあなをあける。
そしたらそれにつける附属品ももってくる。
Cリングみたいなもので繋げばいいのだがCリングはない。
「これはねぇ、ないからあしたでいい???」
「う~ん・・・そうだね、ないからしょうがないね」
わかっているのだ。ものがなければできないこと。
「月が綺麗だからいまからお月見するの」「一緒にしようよ」
う~ん・・・本題はもしかしたらこっち。
去年も彼女はレジャーシートを敷いて子供用の椅子にすわり手を合わせていた。
「おじちゃんはお仕事だから、ちょっとね」って愉しく付き合う。
「ママが言う月にうさぎは迷信なんだよぉ」
「でもね、ずーっと見てたらいるんだよぉ」
端境にいる。端境からぬけられない私は感動する。
その後は宴を終わりたくない酔っぱらいのように・・・
つぎつぎにネタを披露してくれる・・・
「月が沈むまでね、一緒にお月見するんだよぉ」
と・・・言いながら・・・ちと疲れて・・・飽きて・・・
「またあした」「おやすみ」
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