昨日の釣り・・・

　乾徳山て山から流れ出る・・・徳和川にて・・・

　カメさんに連れられて・・・山に入って釣りをする。と言っても私は見ていただけなのだが・・・朝の酔言にも書いたのだが非常に気持が良かった。真緑色に染まった山の木々・・・ぶんぶんと飛び交う変な虫・・・

　私は結構に人からはアウトドア派に見られるのだが、実はそうではない。キャンプ、バーベキューの類が基本的に嫌いなんである。釣りをする為にしょうがなく山に入り、そこに泊まる。近所に民宿でもあればそっちに泊まりたいと思うし満天の星空の下で飲むバーボンウイスキーよりも街場の安酒場の止まり木で飲むトリハイに感動してしまうのだ。

　しか～しね、いいもんだって事は分かる。絶対に嫌な訳ではない。ＭＵＤさん、カメさん見ていると非常に羨ましい。ボサだらけの川岸にドンドンと入り遠目にも微かなあたりに一喜一憂している姿は豊かである。不思議な感覚。小さい時には・・・時に残酷なほどに怖い物知らずであった自分が・・・「ヘ・ヘビが出るから」とかって言ってるのも面白い。蛇の首？をたこ糸で縛り玄関のノブに括りつけて飼っていて、帰って来たおふくろにおもいっきり引っ叩かれていたガキがなのである。

　ただ釣りはいい。開高さんがよく言っていた、中国の古い諺・・・一晩幸せになりたかったら酒を飲みなさい。三日楽しくなりたかったら女の人を愛しなさい。一生幸せになりたかったら釣りをしなさい。
　今、この言葉をもう一度考えてみる。