MRI検査・・・脳味噌なんです。

　耳鳴りの検査の一環として脳のMRIを撮ってきた・・・

　去年、頚椎を撮ったので２回目なのだが・・・私は多分閉所恐怖症。細長いベッドに体を固定され狭い半円形の筒の中に入ってゆく時は心臓が呷る。まるでカプセルにでも入れられて宇宙にでも打ち出されるような・・・
　ビ～ビヨンビヨンビヨングァッグァッグァガー・・・ダダッダダンとターミネーターが覚醒する時のような音がして、何かが動き始める。まだ心臓の呷りは止まらない。何とも言えない締め付け感を体に感じながら２０分と言う時間を耐えなければならない。ってな事言いながら多分５分後には寝ていたんだと思う。そして思い出せないのだけれど何かの夢を見ていた・・・

　無事に筒の中から出されてほっとひと息つくのだけれど・・・これからが本番。検査結果を聞かなけりゃ～なんない。別になんちゃ～ないのだろう何て思いながらも不安にはなる。ただ、ここの先生しっかりと説明してくれるし、しゃべり方が非常によろしい。丁寧なべらんめぇってのかな、私は好きなのである。
　手招きで私を呼び寄せ、「うん、大丈夫。いい脳だ」とこれで終わり。しかし、その後になぜ耳鳴りがするのか、三半器官の説明をしてくれた。三半・・・音に反応する器官の外側に3本の管が通っていて水が流れている。その水の平衡が指令となって脳に伝わりバランスをとっているんだそうだ。よくあるのはそこにおできのような物が出来てしまい圧迫してバランスがとれなくなったり、耳鳴りがしたりするらしい。
　ただ困った事に私にはなにもないんだ。いい事なんだけれども証明出来ない。私に言わせれば２ｔ近い自動車が40キロくらいで突っ込んでくりゃ～そんなもんのバランスが狂うのは当たり前だぁ～って思うのだけれどそりゃ～駄目らしい・・・困ったもんなんだ。

　という訳でこの後は耳鼻科って事になるらしい。はぁぁぁぁぁ～である。まったくもって痛いものは痛いし、痺れてるとこは痺れている。耳鳴りもすりゃ～眼も疲れる。ただどんなに調べても人間の解かる事なんかは知れている。やはり小宇宙なんだなぁ・・・人間の体ってのは・・・あっでもね、脳ドックとかって言ってくも膜下出血だけはある程度予見出来るらしい。当然、私にはなんの問題もなかった。それをよしとするか・・・