三宅島公道モーターサイクルレース・・・

　密かに愉しみにしていた日本初の公道レース。いくつかのバイク雑誌でも取り上げていた。今日の段階では大幅な計画の変更が余儀なくされてしまったようだ。

　石原都知事の発案で三宅島の復興も兼ねた大変いい企画だと思っていた。生来の単車好きもあるのだけれども・・・ようやく日本でもね、レースというものを、それが車であれ単車であれスポーツとして楽しめる気風が生まれつつあるのかな・・・なんてね。

　２月は首都東京の都市機能を停止させてまで行った東京マラソンも成功していた。いやがうえにもこの三宅島の企画にも期待が高まっていたのだが・・・・・うん、でもまだ中止ではないのだよなぁ。

　マン島ＴＴレースが今年でちょうど１００年目。そんな風になればな、な～んてちょっと思っていたし、勿論、企画運営に関わっている方はそんな気持ちでいっぱいだったと思う。それにはどんな形でもいいから１回目を行わない事にはどうにもならない。０から１の間は無限なのだけれどもあとは回数を重ねていけばいい事なのだから。何が出来る訳ではないのだけれどもこの話しにはこれからも感心を持って・・・出来れば１１月には三宅島に行けるようにしよう。

　最近、これは単車だけではなくいろんなとこで思うのだけれども、日本はね、豊かになったの。言い尽くされているのかも知れないけれど物質的にはって限定の中でね。だからこそ、次の段階。単車だってものすごい数の、ものすごく高い単車が街に溢れている。だからこそ、それをどんな風に乗るのか、それを、魂を吹き込んだとしてもツールとしてね、どんな人達と出逢い関わりあって疾走るのかって方向に私は疾走し続けたいと思う。
　手前味噌で申し訳ないけれど・・・たまに私の店に来てヴィンテージにしか興味のない酒飲みは・・・決して豊かな人生を送って、愉しんでいるようには見えないから・・・

　ああ～ま～た話しが脱線してしまった。でもね、石原さん、東京都、三宅島のみなさん。単車乗りとして期待しています。先駆けとなってください。