煙草・・・

　私はほぼ毎日・・・事務所と呼んでいるMCで煙草を吸う。知らぬ間にVIP会員になっているので￥１００払って紅茶を飲みながら・・・である。これが高いのか安いのかはどうでもよい。吸う場所がある事に感謝をしている。

　そこで今日見た光景・・・
「年齢確認をさせていただいてもよろしいでしょうか？」
「ああ・・・いいよ」

「ありがとうございました」
「あのさぁ、お前何回目だよ？」「さっきも見せただろう」

「いえ・・・私は初めてです」
「ふざけんなよ、てめぇ、何回確認すりゃ～気が済むんだ」
「消えろ、消えろ」

　私は２時間半ほどその場所に居た。私の知る限り店員は１回しか行っていない。

　怒っていた彼はいたって普通の青年。べっつに柄の悪そうな輩ではない。私は別段彼の態度をどうとも思わないのだけれども、ものすご～く品行方正でおとなしく、遵法精神に法った民族であると自負している日本国民は大きな勘違いをしている。

　若そうに見えたら・・・ましてやそこに法で定められた制限があるとしたのならば・・・聞かれるのは当然である。怒るべき事ではない。何度でもIDになるものを見せればいい。ただ、それだけ。ポイントがズレている。

　で、それを見ている非喫煙者は・・・
「ねぇ、煙草を吸う人は・・・」って顔をする。

　分けて考えるべきである。喫煙は合法である。煙草を吸う事自体が現状、悪ではない。弁えればいいだけ。

　なにものかを悪者にして自分の正当化をする、させる事に嵌められてはいけないのだよ。考えるべきである。