ぼちぼち・・・

　お正月ですな、正月と言えば樽に入った酢蛸。って時代錯誤も甚だしいのかなぁ・・・でも私好きなんです、蛸。
　もしおうちに酢蛸があって、そんなにゃ～食べられないって事があった時のために、何品か考えてみました。用意するのは、もちろん蛸、キュウリ、大和芋に葱です。
　まずは単純にキュウリの乱切りと酢蛸のぶつ切りを市販のキムチの素で和えるだけ、こりゃ～焼酎のあてにピッタリなんですな。
　そしてもう一品は千切りにしたキュウリとうす～くスライスした蛸、こいつにやはり千切りにした大和芋をかる～く和える。勘所はかる～くですよ、糸引いて泡立つほど混ぜちゃ～いけやせん。こいつを小鉢に盛って山葵をのせて醤油でいただく、こいつは日本酒。ひやでキューっと。
　残った大和芋は５mmくらいにスライスする。こいつを魚を焼く網で表面が乾いてうす～く焼き色がつくくらいに炙ってください。その上に山葵だろうが、なめたけだろうが、冷蔵庫に残ってる瓶詰めの類のものをカナッペのようにのっけて醤油でいただく。その食感にお銚子の本数が増えてしまっても私はしらない。
　あと蛸は酢蛸でも炒めて食すると、ふむふむ、うむうむ、なかなかによろしい。お酒に合わせて醤油にするかマヨネーズで炒めるか、それに何と炒めるかはご自分で冷蔵庫とご相談ください。
　最後に酢蛸を使った究極の逸品を・・・まず大量の白髪葱を作ってください。最近は１００均で白髪葱用の包丁を売っているとの事なんでそいつでササっと、そしたらこれを水にさらす、さらす時間は葱の臭みが嫌いな方はちょっと長め、そうでない方は葱がクルってなるくらい、そしたらよ～く水をきってスライスした蛸とあわせる。これに酢とサラダ油を同量と味の素を一振り、そして一味をパラパラパラとお好みで、ふふふふ・・・本当にこいつぁ～美味いんですぜ・・・