Lady Ella

ひとり語り・・・

刑事訴追の恐れ・・・・・

2006-01-17 19:17:44 | 雑記
 私は証人喚問が大好きだ。今日も2時間15分にわたって・・・

 見てしまった。古くはロッキード事件の証人喚問を見たいが為に学校を休み、近所のおばちゃんと落花生のやり取りを「おばちゃんにはピーナッツを3つ」「あらあら・・・黒いのは困るわよ」「えへ・・・記憶に御座いません」てな会話を続けた嫌味なガキだった。

 あれから・・・何年経ったのだろうか???「刑事訴追の恐れが・・・」と彼は30数回に渡って言いつづけた。流行語大賞でも狙っているのだろうか・・・

伏し目がちに手には数珠を握り、あのオーヴァートークとオーヴァーアクションは、多分繰り返し練習された想定問答の成果としてか?極力抑えられて彼は其処に居た。しっかし、どうなのだろうか、確かにいろいろな権利の保障の中で彼の立場は守られているのかも知れない。でも、あのロッキードから何年が経ち・・・何も変わっていなかった。想定問答を数限りなくやり補佐人までをもつけているとは言え、国会のだよ、証人喚問があんなものなのだろうか。もうちょいと国会の権威ってのかなぁ、そ~言うのはないのだろうか。

門外漢の私が言うのもなんなのだけれども、これでね、何かが乗り切れるのならば・・・それもまた良しに思ってしまう。想定問答を何回もやる事は想定内ではなかったのか、それに対応し対処する事は出来ないのだろうか。

本当の被害者の方は・・・これを見てどう思ったのだろうか?「何回でも来てもらいますよ」「ここをどんな場所かお分かりか?」結構に虚しく響いていたんではなかろうか。いっつも言われる、加害者の権利のみがクローズアップされて、被害者の側はないがしろになる。法と言う物は弱者の為にも存在するのではないだろうか?小難しい言葉を並べて何かをかわす為のものではないはずだ。本当の所は私には分からない。この彼もオールバックをやめてこうした方がいいんだよって誰かに言われたのだろう。そしてそっち側の中で生きてきた。欠陥マンションを買ってしまった人たちも・・・多分おんなじ法の下にいきているはずなのに・・・
 そして、またぞろ出て来る大きな事件の連鎖性。何かを隠す為に何かが起こる。検証が出来ていない不確定な情報に踊らされたくはないのだけれど、危うい危険な中に私達パンピーが居ることだけは・・・間違えのない事実なんだろう。あ~・・・悲しくなる。

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2 コメント

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難しい問題ですね・・・ (FL@mobile)
2006-01-17 21:03:57
ellaさん、こんばんは。



国会で追及することに意味が果たしてあるのか。

国政調査権(憲法62条)と平行調査(刑事事件を司法官憲と平行して国会で調査すること)の限界の問題ですね。憲法や刑事訴訟法の教科書的には興味深いテーマではあるのですが、この件が結局は政争の具にされてしまっていて、国民が蚊帳の外に追い出されてしまっている現状に、日本の民主主義の限界を見る思いです。
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そうかぁ・・・ (ella)
2006-01-18 03:26:07
そんなとこなんですね。だってねぇ、欠陥住宅の事よりもなんとか大臣の話しばっか。その辺の児童会よりも稚拙な茶番を見せられた思いですよ。難しい法律のお話は是非にFLさんがお時間ある時に教えて下さい。なんだか釈然としない・・・不謹慎かも知れないけど【彼】を認めてしまうような・・・う~ん適切で的確ではないなぁ・・・気分にさせられてしまった。【彼】のほうが修羅場を潜っている分、役者が上・・・だったかな。
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