宿酔い・・・・・

　めったにならない・・・宿酔いに・・・すこ～しだけなってみた・・・

　体調が最悪である・・・誰のせい・・・自分のせい・・・私の場合の宿酔いは普通の人よりは楽なのだろうか・・・まず、頭は痛くならない。もどす事もない。目が回る訳でもなく、じゃ～どこが宿酔いなんだと聞かれそうなのだけれど・・・具合が悪いのだ。一言で言うと動けない、そして今日のは最悪な事にビールでやられてしまっている。どのくらい飲んだのかは想像がつかない・・・と言うより覚えていない。
　宿酔いにも飲んだお酒によって、その症状は様々なものがあるのだけれども、私の経験のみで言わせていただくとビールのそれが一番たちが悪い。まず、臭い。再発酵したのではないのだろうかと思うくらいに自分の、特に口の周りが異様な臭いに包まれる。歯を磨こうものなら「グ・グ・グウェー」と断末魔の鵺のような声が吐き出されるだけで臭いは取れない。上を向こうが下を向こうが何とも言えない腐臭が付きまとう。
　宿酔いの特効薬と呼べるものは一つもなく、ただ時間が・・・時だけがこいつを取り去ってくれるのを待つしかない。風呂にも入る・・・でも今回は久しぶりに風呂に入って出て来る異様な粘り気を持った汗の臭いで、もう一回倒れそうになった。すこ～しだけ若かった頃はなんでもいいから胃袋に押し込んで胃を動かしさえすればなとかなったのだけれども、今やると、とんでもない事になってしまう。ひたすらに布団に横になって時間が過ぎるのを待つしか術はなかった。
　しかし夜も遅くなりウォーターローディングも終了して通常の思考が復活してくると・・・またぞろ悪い虫がもそもそと蠢動を始め・・・誘ってくる・・・でも今宵のビールは苦かった。回復に努めよう。

　よく言われる「酒のない国に行きたや二日酔、三日目には帰りたくなる」ってな心境ですな・・・酔っ払い・・・今日も反省の色なし・・・馬・鹿