スウィングしなけりゃ意味がない。

ＪＡＺＺやるべ、てなフレーズにのってスィングガールズが結構な話題になっていますね。観に行かれた方いらっしゃいませんか？私も生来の出不精の重い体を引きずって映画館に久しぶりに行こうかな・・・なんて思っています。みなさんは古い映画で恐縮ですが、ＪＡＺＺつながりでグレンミラー物語、ベニーグッドマン物語とかご覧になったことあります？なかなか全篇に渡ってスウィングジャズが流れ小粋にそれでいてちょっと悲しいいい物語になっていると思います。印象に残っているのはどちらもあまり裕福ではない家庭に生まれ育って子供の頃は楽器を買うなんてとてもとてもと言う環境のなかで育つのですが、いろいろなきっかけで音楽に出会い、のちにはジャズ史において燦然たる功績を残すまでになるのです。でも映画の最初、楽器屋さんの前で目を輝かせながらそれでいて絶対に手の届かないトランペットを日がな一日見続けるミラーさん、おにいちゃんに連れられて教会かなんかの音楽隊に入って、でも体が小さいからクラリネットしか吹かせてもらえなくてちょっといじけながら、レンガ作りの安アパートの屋上で三日月をバックに練習し続けるグッドマンさんと・・・決してのちに凄いミュージシャンになったからではなく本当に好きで好きでしょうがなくてあきらめずにやり続ける凄さっていうのかその小さい頃の情熱を失わなかった意志の強さって言うのか元気がなくなると見てしまう、そんな映画だと思います。みなさんももしよろしかったら秋の夜長、軽快なスウィングジャズの音楽に乗った、ミュージカルでも観るようにご覧になってはいかがでしょう・・・かなり暖かい気分になれると思います。もっと他にも、もしくはビデオ屋さんで見つからなかったら、サッチモ、ルイアームストロングのハロードーリー、これなんかはみなさんもどこかで聞き覚えのあるWhat a wonderfull worldのあのだみ声おじさん、サッチモがギョロ目で出て来る楽しい映画、それに人間味溢れる五つの銅貨。ちょとヘヴィーなのがお好きなひとにはラウンドアバウトミッドナイト、バード・・・それにそれにダメだぁとまらない・・・という訳で勝手に盛り上がってしまいましたが、この話しはまた・・・