火付け・・・

　昨日、一昨日に、もうなるのか・・・知人の車が放火された。それも、そのまた友人のも含めていっぺんに２台。田舎での出来事である。

　その夜、私の知人は友人を伴って、車２台に分乗して友人宅に遊びに行った。そして路上に、これは確かに違法ではあったらしいのだが、駐車し友人宅で寝込んでしまった。そこにまた別の友人が訪ねて来て・・・「外は大騒ぎだぞ。お前等の車が炎上している」

　消防車６台が駆けつけ消火して、田舎ゆえに類焼もなく車２台が真っ黒焦げ。で、私が聞いて驚いたのはその後の顛末。事情聴取。何時からそこに止めて何をしていたのか。至極当然の聴取がなされて言われたセリフ。
「９９％犯人は捕まりません。どうしてもと言うのなら違法駐車でキップを切って、捜査にはいるけれどもそれでいいかな？」

　なんともはや、平和である。そんなんでいいのだろうか？？？つい最近もどっかで何年にも渡り放火を続けていた男が、最後に犠牲者を出して逮捕された。彼は警察の事情聴取に「最初は燃えやすい廃屋に・・・そこからどんどんエスカレートしてしまいました」ってな事を言っていたように思う。

　自分の身を自分で守ると言う事はある程度の武装を要求される。さて・・・なんで私の単車なんぞは武装すればいいのだろうか・・・

　何年前になるのだろか、私の実妹のスクーターが盗まれた時に、いくつかのパーツが盗られただけの状態で見つかった。見つけてくれた警察官は「非常にラッキーなケースです」と言って高校生だった私の妹を激怒させた。
　私の親友は盗まれた単車が見つかったから即刻取りに来るように言われて警察署に行ったら見事に暴走族仕様になって逃走に失敗してドブに落っこちてクランクケースが割れた単車を「出来るだけ早く持って帰りなさい」と言われた。

　仕事である。やはり自分の身は自分で守るか・・・分身である、なんでもね。