so far, not so bad

"unselfconsciousness"

楽しく習った

2021-10-30 09:51:31 | つれづれ

『英会話楽習』が終わってしまった。

以前から聞いていた、NHKのラジオ英語講座の一つ。

 

4月号には既に10月終了のお知らせが出ていたのだが見落としていて、10月号を買うか、とネットでテキストの表紙を見て、あれ?最終号って書いてあるぞ、と慌てた次第。

 

この番組、CEFRでは高い所に位置するのだがそんなことは全く感じさせない作りで、エンタメの要素が多くていつも楽しんで聞いていた。基礎英語、続基礎英語から聞いてきた身としては、動物が会話したり、ダイアログをわざわざ別の状況に置き換えてみたり(この場合大抵コントのような展開になる)と、始めは少々戸惑ったが、一つの表現を多角的に見ることで、二つにも三つにも捉える、自分の物として使える局面を増やせるという事に気付かされた。

また、"Say It!"というコーナーでは、一つの文章を一息で(=一呼吸のうちに)5回繰り返すというトレーニングをする。番組の流れでは、この"Say It!"の後にテキストのページを戻してダイアログ全体を練習することになるのだが、全文をリピートしているうちにふと、あれこの"Say It!"で練習したところだけ上手になってる、とこれまた気付くことになる。そりゃ他より練習したんだから当たり前だろ、と思うかもしれないが、したといってもたったの5回だ。そのたったの5回で、他よりうまく口が回る。じゃあ、他の所も5回やったら?と、繰り返し練習の重要性にまたまた気付くことになる。などなど"気付き"の多い番組で、内容もさながら学習法としても勉強になる番組だった。・・・のに。

 

講師の方が一時期体調を崩してお休みされた期間があった。9月でも3月でも無く10月という一般人からすれば中途半端なタイミングでの終了に、体調不良が深刻になったのでなければ良いのだが、という心配が頭をもたげる。ラジオで気軽に接することができなくなるのは寂しいが、その理由がご自身が動けなったのでなければ良いが。接することについては、別の方法を取れば良いだけのこと。そしてそもそも前からも色々とそういう活動をされていることだし。

 

ともあれ、番組が終わってしまった。さて困ったぞ。何を聞こう。


最新の画像もっと見る