当日は例の大混乱の日。(何のことか良く分からないって?まあそれは置いておこう。)
ダメかな今日はお休みかな、と思いながら行くと、普通に歯医者は開いていて、先生も歯科技師さんも結構来ていた。こんな日でも頑張って仕事するっていうのは頭が下がるな、という気持ちで診察台へ。
抜いてくれたのは月一でいらっしゃるらしい、口腔外科の先生。丁寧な感じ方で、ちょっとした世間話を経て本題に入る。
「不安に思ってらっしゃるところを申しわけないのですが、これは腫れますね」
うーん、やっぱり、と思いはしたが、決心した訳だし腫れるかどうかは結果論なのでもう気にしないし、何はどうあれ今更後に引けますかぃ。
「お願いします」
まずは麻酔をするところから始まった。ぶすぶすと何回も針が入っていき、しばらくするとのどの傍まで麻痺している感じになった。
「では始めますねー」
電メスを使っている時のあの嫌なにおいがし始める。ゴリゴリ、ギュルギュルとしばらく音がして、細かい振動があごに響く。そのうち取り出しにかかったのか、先生の手が口の中に突っ込まれて、ぐいぐいとひねられる。感覚としては口の中からあごをひねり折られるのでは、というもので、麻酔をしていても力があごの関節に集中しているのが分かる。
なかなか取れないみたいで、先生もちょっと休憩。
「痛いですか?」
「ふへぇ、ひょっと(=ええ、ちょっと)」
「ああ、じゃあ、もうちょっと麻酔を追加しましょうか」
そしてまたぶすぶすと針をさされる(刺される感覚は当然無いですが)。
ちょっとして、また再開。
その間中、頭の中では、先生、早く“うん”とか“よし”とか言わないかな、と、そればっかりがうずまく。でもなかなかそういう声は上がらない。としているうちにそんな区切りの声も無いまま、
「取れましたので、後は縫いますね」
おお!抜けたのか、やった!
しばらく口の中をもぞもぞとされた後、終了となった。
「ちょっと時間がかかってしまいました、すみません」
「こひらこそなんかややこひいやつおねがいしてすひません(=こちらこそ、なんかややこしい奴お願いしてすみません)」
薬の話(抗生剤と痛み止めをもらった)と、食事の話をされて、抜いた歯を頂いて、終了。
次回は一週間後に抜糸という事で、帰宅した。
その後、抜糸まではこんな感じ。
・当日は麻酔の関係かあまり痛みは無くぼんやりした感じ。
・次の日はぼんやりはしているけどなんとなくだるくて寝っ転がっている時間も多かった。
・外見はそれ程腫れも無く、それ程明確な痛みも無く(重い、というような感覚は続いていた)。
・抜いた場所の近くは縫い合わせてもあったし(内側はやはり腫れてもいたので)ブラシはほぼ入れられず。
・食事は最初の2、3日はゼリー主体の柔らかいもの。食べていいと言われていたが単に用心しただけ。その後は徐々に固形物へ。
・落ち着いたなと思ったのは6日後の金曜日。重いのが引いた。
1週間後の抜糸はすんなり終了。特に問題無しで、次は3か月後の検診の時ですね、と言われた。
それから徐々にブラシも入るようになったが、例によって穴が開いている訳で、食事中も何やらはまり込む事度々、食後はうがいをすると大きなままのご飯粒やら肉のかけらやらが出てくる。時々口の中で妙な味がする事も。まあしばらくは仕方ないだろうと思って耐えている今日この頃です。
ダメかな今日はお休みかな、と思いながら行くと、普通に歯医者は開いていて、先生も歯科技師さんも結構来ていた。こんな日でも頑張って仕事するっていうのは頭が下がるな、という気持ちで診察台へ。
抜いてくれたのは月一でいらっしゃるらしい、口腔外科の先生。丁寧な感じ方で、ちょっとした世間話を経て本題に入る。
「不安に思ってらっしゃるところを申しわけないのですが、これは腫れますね」
うーん、やっぱり、と思いはしたが、決心した訳だし腫れるかどうかは結果論なのでもう気にしないし、何はどうあれ今更後に引けますかぃ。
「お願いします」
まずは麻酔をするところから始まった。ぶすぶすと何回も針が入っていき、しばらくするとのどの傍まで麻痺している感じになった。
「では始めますねー」
電メスを使っている時のあの嫌なにおいがし始める。ゴリゴリ、ギュルギュルとしばらく音がして、細かい振動があごに響く。そのうち取り出しにかかったのか、先生の手が口の中に突っ込まれて、ぐいぐいとひねられる。感覚としては口の中からあごをひねり折られるのでは、というもので、麻酔をしていても力があごの関節に集中しているのが分かる。
なかなか取れないみたいで、先生もちょっと休憩。
「痛いですか?」
「ふへぇ、ひょっと(=ええ、ちょっと)」
「ああ、じゃあ、もうちょっと麻酔を追加しましょうか」
そしてまたぶすぶすと針をさされる(刺される感覚は当然無いですが)。
ちょっとして、また再開。
その間中、頭の中では、先生、早く“うん”とか“よし”とか言わないかな、と、そればっかりがうずまく。でもなかなかそういう声は上がらない。としているうちにそんな区切りの声も無いまま、
「取れましたので、後は縫いますね」
おお!抜けたのか、やった!
しばらく口の中をもぞもぞとされた後、終了となった。
「ちょっと時間がかかってしまいました、すみません」
「こひらこそなんかややこひいやつおねがいしてすひません(=こちらこそ、なんかややこしい奴お願いしてすみません)」
薬の話(抗生剤と痛み止めをもらった)と、食事の話をされて、抜いた歯を頂いて、終了。
次回は一週間後に抜糸という事で、帰宅した。
その後、抜糸まではこんな感じ。
・当日は麻酔の関係かあまり痛みは無くぼんやりした感じ。
・次の日はぼんやりはしているけどなんとなくだるくて寝っ転がっている時間も多かった。
・外見はそれ程腫れも無く、それ程明確な痛みも無く(重い、というような感覚は続いていた)。
・抜いた場所の近くは縫い合わせてもあったし(内側はやはり腫れてもいたので)ブラシはほぼ入れられず。
・食事は最初の2、3日はゼリー主体の柔らかいもの。食べていいと言われていたが単に用心しただけ。その後は徐々に固形物へ。
・落ち着いたなと思ったのは6日後の金曜日。重いのが引いた。
1週間後の抜糸はすんなり終了。特に問題無しで、次は3か月後の検診の時ですね、と言われた。
それから徐々にブラシも入るようになったが、例によって穴が開いている訳で、食事中も何やらはまり込む事度々、食後はうがいをすると大きなままのご飯粒やら肉のかけらやらが出てくる。時々口の中で妙な味がする事も。まあしばらくは仕方ないだろうと思って耐えている今日この頃です。