so far, not so bad

"unselfconsciousness"

年を経た鹿

2020-01-08 23:22:28 | 音楽

年末恒例(一昨年はスキップしてたけど)のTBSの『クリスマスの約束』。
昔の洋楽やクリスマスソングのファンではないので、半分くらいは飛ばしつつ見る。

去年のにはおなじみの方々に加えKANも出ていてちょっとびっくりしたが、それらに混ざって見知らぬ女性が一人。どうやら某国営放送の『ドキュメント72時間』のエンディングテーマを歌っている松崎ナオという人だった。
余り緊張してなさそうな雰囲気がこの番組っぽくなくて良い。
ちょっとUAに似た歌声も張りがあってまた良い。

小田和正のリクエストに応えて、彼女が以前カバーした「誇れるのはたゞ」という曲のさわりを披露していた。なかなかにパンチのある感じでいいなぁと思ってCDを探してみたらあったんだけど廃盤になっていた。なんとか聞けないかなぁと探し回ったらamazonでこれまたさわりが聞けるようだったので聞いてみた。ら、う~ん。テレビで歌った時の方がずっと良い。

それもそのはず(というべきだろうか…)、そのCDがリリースされたのは1998年。20年以上前の弾き語りはまだ幼く甘く薄い印象を受けた。で、買うのは止めました。


でもこの人、何というか、例えば、世界の構造を知って世界を見るのではなく、自分の目で見えるものが世界だ、って思っている人なんだろうな、という印象を受けた。それ程強い主張をする訳でなく、しがらみや叱咤激励はそれなりに受けるのだろうけど、それでもめげずにだって私に見える世の中はこんな感じなんだもん、と、斜めに傾きながら言いそう。なんだか良く分からない表現になっちゃったけど。


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