今日もふとWebの電離層情報をチェックしてみたら・・・・・
ちょっと横長に高い臨界周波数の範囲が広がっている感じがしました。高い・・とはいっても、臨界周波数は12MHzどまりなので、7MHzSSBや10MHzバンドはいい影響を受けると思いますが、18MHzや21MHzでは、「今日はちょっといいかも」くらいかもしれません。
今週は今日木曜、金曜、そして週末と日中の最高気温がどんどん上がる週間予報なので、HF電波での送受信には具合のいいコンディションになっていく可能性が高いのではと、個人的に過去の経験則から、希望的観測をしています(^-^;)。
日本国内四か所の観測所のデータを見ると・・・・・
九州南部の観測所のデータだけ、地上高100kmに臨界周波数15MHzに迫ろうとする、スポラディックE電離層が観測されています。 この画像データを見ると、これはかなり強力な電離層反射をする、いわゆるEスポらしい信号がスピーカーから聞こえてくる、そんな様子をしていますね。
〇追記 夕方になると霧散
日本時間で、午後の15時を過ぎたタイミングで、同じWeb上のデータをチェックしてみると・・・
わずかな時間差ですが、臨界周波数は大きく下がり、電離層の広がりも小さくなりました。ここ最近、ちょっとずつHFアマチュア無線電波が飛ぶようなコンディションになりつつありますが、基本的にほぼ毎日同じような電離層の推移・・・正午前後をピークにその後は衰退・・・が繰り返されているような印象を個人的には持っています。
夕方の時間帯、バリバリとEスポの強力反射で、50wも10Wも5wも関係なく強力に入感する!!!というようなことは・・・・まだ出くわしてはいません(^-^;)。
上空100kmあたりに電離層が見えてきています。正午前の時間帯、太平洋の電離層が今日はずいぶん日本列島に近づいてきていて、そんな影響もあるのか、列島の南の方に臨界周波数10MHzを超えるスポラディックE電離層が発生しています。
1エリア東京国分寺の観測所データでも、まだ臨界周波数は小さいですが、比較的きれいな電離層が出来かけているようです。(または朝方発生したものが縮小している途中かも)
こんなふうにきれいな階層になった画像データの場合は、個人的な経験則ですが、比較的きれいな復調音の聞こえるEスポ・電離層反射のHF運用が出来ることが多いですね。
ちなみに7MHzSSB信号はすでに良好なコンディションなので、バンドがにぎわっているのではと思います。
週末の今日もちょっと様子はどうかなあとWeb上の電離層観測データ Space Weather Services をチェックしてみました。
午後にかけて東から西へ、日本列島の近いところまで臨界周波数の高い電離層が移動してきています。
ただ・・・その範囲はあまり大きくないようです。また、このような高い臨界周波数の電離層は、気温が上昇してきているここ最近、何度も発生しているのですが、ちょっとその経過をたどってみると、日本列島に近づいたあたりで霧が消えてしまうように電離層の臨界周波数がどんどん下がって散り散りになっているのを何度か確認していたりします。
とはいえ、その影響で日本列島あたりでは7MHzあたりの周波数を強力に反射する電離層がありますので、アマチュア無線運用の7MHzバンドではいつもより強力な信号を送受信できることになるはずです。
(18MHzとか21MHzバンドでは・・・まだちょっと厳しいともいえそう・・・(^-^;))
でも、その前までの枯れ果てたHFコンディションと比較すると、比較にならないくらいだんぜん面白い状況になってきているというのは間違いなさそうだなあと、Webデータ画像を見て、捕らぬ狸の皮算用をしているところです(^-^;)
〇5月13日の太平洋上・電離層
今日正午前後の時間帯、こちら4エリア岡山市で移動中の車載IC-706MkIIのダイヤルを回してみると、21MHzバンドでSSB信号が聞こえてきました。何とか了解できるものが一つ、比較的よく入感しているものが一つ、そして信号の存在だけは確認できるというものがもう一つ・・・・これですべてでした。
夜にWebで今日の太平洋上の電離層状況を確認してみると・・・・
比較的臨界周波数の高い電離層が日本列島近くまで広がっていたようですね。
経験的に、こちら4エリアで最初に聞こえてくるのは、21MHzバンドの特性として、十分なコンディションに恵まれていない場合、8エリア北海道と、6エリアでも沖縄・石垣方面からの信号になります。今日のケースでもそのすべてが8エリアからの信号を西日本で受信していました。
少しワッチしていると「強く入感していても、QSBが大きくて、落ち込むと了解できなくなる」というような内容のレポートを送受信している様子でした。ちなみにこちら4エリアではずっとある程度安定して聞こえて入るのですが、信号強度が低くてノイズに埋もれてしまい、とてもとても了解しずらい、という具合のSSB信号でした。(仕事場へ移動、運転途中だったのでワッチのみ)
・・・とはいえ、
思いついて車載無線機のダイヤルを回しても、「アンテナがつながっていないんじゃないか」と思うようなコンディションがずっと、ずっと続いていたので・・・(^-^;)、 こうしてバンド内に信号を見つけることが出来るというのは・・・うれしいことになってきました。
( 過去に、おおおしんごうがぁあ、と車内で撮影したIC-706MkIIの写真 )
ずっと低迷していた太平洋上の電離層が、三月になって気温の上昇とともに少しずつ発達してきているかも、と思うことが多くなってきました。
(あまりに低調すぎてずっとMEMOさえもしていませんでしたが(^-^;))
少なくとも、太平洋上に少しだけ臨界周波数の高い電離層が発生しているようです。ただ日本列島周辺においてはその臨界周波数が5MHzほどです。
実際、今日たまたま出かけた先で車載IC-706MkIIのダイヤルを回しtめいたところ、7MHzバンドでさえ強力に入感する信号はなく、送信環境に優れた無線局の信号がいくつかきれいな了解度で入感しているという具合でした。
7MHzバンド全体で聞こえてきた様子から「あーかなり厳しいコンディションかな」と判断できてしまう状況です。それが21MHzバンドになると、運用可能周波数帯の上から下まで、SSB信号は一つもキャッチできませんでした。
ただダイヤルを回している間、その短い間でもバンド全体の様子はコロコロ変化しているようで、バンドノイズの聞こえ具合そのものが、すぐ大きな変化をしていることが分りました。
この後三月を経て四月になっていきます。今後はもう少しこまめにダイヤルを回してみようと思っているところです。
追記 夜中の荒し 2019.03.16
3月16日早朝(夜中)、15日昼間の春天気が一変して夜中には極めて不安定な嵐におおわれた西日本でした。
でも、夜が明けるとさらに一変、まぶしすぎる朝日が満ちています。
2月の三連休の真ん中、買い物の運転手を任命され出かけることになりました。午後になったばかりの頃、出先の駐車場で車載無線機IC-706MkIIのダイヤルをくるくる回してみると、21MHzSSBでいくつかの信号が聞こえました。
こちら4エリアに聞こえてくる21MHzSSB信号は1エリアからのものでした。21MHzバンドノイズが帯域全体、運用周波数帯域の上から下まで全域で高いノイズレベルでしたが、そんな中でも2、3つ1エリアからの協力信号が届いていました。
カメラを持っていたので、無線機がS9まで振れている様子をメモしておきました。
Band noise day of 15m
IC706's Functions work on SSB
ふとWeb上のデータをチェックしてみると、日本列島の中央部・国分寺の測候所で、とても高い臨界周波数のEスポが発生しているようです。
1エリアでHFバンドのEスポは、結構あちらこちらへパスが通るので 、わくわくする運用が出来そうですね。
日本列島の状況に対して、ここ最近はずっと太平洋上の電離層が未発達で、連日あまりよくない伝搬状況が続いていますね。
今日23日水曜日、日暮れ頃の帰宅途中、赤信号で止まるたびに車載無線機IC-706MkIIのダイヤルを回しました。
21MHz、18MHz両方のバンドで信号を受信できていました。21MHzSSBではいずれの信号も(4エリア、ボンネットのホイップアンテナにて)バンドノイズに埋もれかかったような弱い信号が多かったですが、浮かび上がっている時にはよく聞こえるときもある状況でした。
それに対して18MHzSSBでは、聞こえてくる信号では受信感度が大きく、復調音もしっかりとしたものが多かったのが印象的です。
その中でも、しばらくダイヤルをそのままにして走行しながらずっとワッチしていた信号がありました。
3エリア奈良県からのCQ信号でした。
18MHzSSBでは、ほとんどの信号がスキップしてしまう3エリアなのですが、今日の3エリア・奈良県からの信号はとてもしっかりした復調音で、とても安定した受信状態がずっと維持されていました。これは個人的にはきわめて珍しいことで、今日の3エリアからの18MHz信号のように強力入感は・・・たぶん初めての経験だと思いながらワッチしていました。
まさに突発的な電離層反射が実現するコンディションだったのでしょうね。
今日もふとWebデータチェックしてみたら、列島北方のEスポがきわめて臨界周波数の高いもので、しかも落ち着いた安定した伝搬をしそうな電離層になっているのが特徴的だったので、ちょっとMemoしておきます。