新年あけましておめでとうございます。
こんにちは!インターン生のシュガーです。今回は昨年の12月22日に行われた里山・森林ボランティア入門講座第3回の活動について発信します。
第3回の開催地は奥多摩町の鳩ノ巣フィールドになります。今回の活動では森林ボランティア講座を修了した「ヤングジュオン」の方々にもサポーターとして多く駆けつけてくれました。
午前中は林業で用いる手道具の使い方ならびにロープワークを学習していきます。
集合場所の花の里から作業場までは山道を歩いていきます。参加者の多くが初めて歩くような本格的な山道であるため少し緊張気味でしたが、ヤングジュオンの方々による鳩ノ巣フィールドの歴史や植物の解説などで和やかな雰囲気のままあっという間に作業場に到着しました。
作業場では、最初に講師の高木さん(けんしろうさん)による手道具の使い方についてレクチャーをしてもらいます。今回の作業ではノコとナタを使って杭・ぶり棒作りと玉切りを行っていきます。
初めての体験ですが受講生の多くはスムーズに作業を行っており、流石だなと感心しました。
シュガー自身、第2回で行った薪割りは苦手でしたが、ノコを用いた玉切りはコツを掴めたようで、スムーズに切ることができました💪
ぶり棒の方も容易にできましたが、杭に関しては四面を綺麗に削るのにかなり苦戦し、元の長さよりもだいぶ短いものになってしまいました(笑)
作業中になんと雪が降ってきました❄(画像ではお伝え出来ず申し訳ございませんm(__)m)
都心でも冷え込んだ天気が続いていますが、奥多摩だとさらに一段階冷え込んだ天候になることを改めて実感しました。
ロープワークではひき解け結びやもやい結び、そしてぶり縄体験を行いました。先程作成したぶり棒を用いて足場を作り、木を登っていきます。
昼休憩では作業場で取りました。雑談に励み束の間のひと時を過ごしたり、早めに昼食を切り上げロープワークの復習をするなど上手く時間を使っていました。
午後はフィールド内の山道整備です。先程の作業場からさらに山道に入ったところで作業を行います。作業場は広葉樹と針葉樹が混じった森でありましたが、今回作業する場所はスギやヒノキ、サワラを中心とした針葉樹の人工林になります。今ではこのような人工林ではありますが、かつてはこの場所もコナラやクヌギを中心とした二次林であり、炭窯の跡なども残っています。
作業現場は斜面の中腹で、主に3~4mほどの材の運搬と午前中に製作した杭の打設、材運びで生じた凹凸を均す作業を中心に行いました。班ごとに作業を行う場所の地形や足場が若干異なっているため、メインとなる材の運搬と杭の設置だけでなく、それぞれの班で材と地面の隙間を埋める礫の収集や足りなくなった杭の補填を即席で作ったりなど、巧く役割分担と交替を行い、工夫しながら作業に臨めていたのではないかと思います。
山道整備終了後は作業場に戻り、今回使った道具の手入れをしました。
今回作業を行った鳩ノ巣は元来急峻な立地であるため、アウトドアに慣れている人でも少しハードな場所だったかもしれません。またそのような地形の場所で重い材の運搬といったその分身体を多く動かし、チームで力を合わせたりすることができたため、充実度の高い活動になったのではないでしょうか。
今回の活動でサポートをしてくださった講師のけんしろうさん、ヤングジュオンの皆様、そして受講生の皆様、本当にありがとうございました!次回の活動でも、今回習得したスキルを活かし、楽しくかつ全力で行うことができるよう尽力致しますので、2025年もどうぞよろしくお願いします!