ハカって知ってますか?
ラグビーの試合などの時にも踊る事があるそうですが
ハカは、ニュージーランド先住民族のマオリ族に伝わる伝統的な踊りなのです。
カヌーで見知らぬ島をおとずれた部族が、
自分たちが何者で、何処から来たのか、どういう目的で来たのか、
歌と踊りでその島の人々に伝えるものでもあるそうです。
今、日本でも古代式カヌーを造ろうとしています。、
そして、我らがカマクラ号にも、KamaKuRa Haka があるのです!
ホクレアとカマクラ号のカフナであるクム・ケリィ・タウア師とタイガーさんが
カマクラ号のために用意してくださったものです。
カマクラ・ハカは、たんなる名乗りの儀式ではありません。
それはカマクラ号を生み出すための、祈りであり、
カマクラ号が生まれようとするパワーの表れなのです。
みんなで心を合わせてハカ=祈りをあげるたびに、
カマクラ号が生まれだす力を高めていくものなのです。
UMISAKURA MUSIC FESTIVAL 2009@あぶらや8
カマクラハカ練習風景
http://youtu.be/YFmi7U6bS-M
カマクラ・ハカを覚えよう
ハワイ島在住のケリイ・タウア先生がタイガー・エスペリに贈った
カマクラ号のためのHa’aが、この「Eo Kamakura」です。
Eo Kamakura-HAaaaa
Kama o ka La-KU
E kini o ke Kua
E ka lehu o ke kua -KU
Hanau Kamakura,Kama o Ka La
Hanau Kamakura,Kama o Ka La-HU HU HAaaaa
E ka la lani o ke kua
E ka pu kui akua-KU
Hanau Kamakura Kama o Ka La
Hanau Kamakura Kama o Ka La-HU HU HAaaaa
E ka mano o ke kua
E kai kua ana o ke kua-KU
Hanau Kamakura Kama o Ka La
Hanau Kamakura Kama o Ka La-HU HU ,HAaaaa
E ke kua muki
E ke kua ha wana wana-KU
Hanau Kamakura Kama o Ka La
Hanau Kamakura Kama o Ka La-HU HU HAaaaa
E ke kua kia’i o ka po
E ke kua ala ala wa o ke aumoe-KU
E iho
E ala
E oni
E ‘eu
E OLA MAU KAMAKURA
KAMA O KA LA-KU,HAaaaa
通称 カマクラ・ハカ、正式名称 Ha’a Kamakura と呼んでいます。
詳しくは下のサイトから
http://www.kamakurago.com/haka
この時ヘイプアは、ツアモツ島の友人、トゥターナと一緒だった。この時ヘイプアが初めて私に
「なぜ、ハワイから遠く離れた日本なんて国に暮らしてるの?」
と聞いてきた。私は言った。
「日本のために航海カヌーを造ろうとしているんです」
ところが日本の兄弟たちよ、彼女が日本に持っていた印象は、戦争中に日本がポリネシアの人々をひどく傷つけたことだったのだ。
ヘイプアの瞳からは、涙がこぼれ落ちそうなほどだった。トゥターナは黙って聞いていたが、
「マクアのところに行って、あなたが作りたい日本のカヌーについて意見を聞いてみなさい」
と言った。
マクアは私が精神的な指示を仰ぐ父のような存在だ。
マクアは私に、
「日本に行ってそのカヌーを造りなさい。我々は過去の痛みから解放されなければならない。そのカヌーは人々の痛みを癒すもの。そのカヌーは、我々の過去をひとつにし、共に未来へと進んでいくための象徴となる。君はカヌーが造られる目的を決して忘れてはいけない」
その後しばらくして、ヘイプアは私を理解してくれた。そして、もうカヌーを造り始めているのかと聞いた。
私はふさわしい名前が出てこないことを彼女に伝えた。
その時ヘイプアが日本のどこに住んでいるのかと聞くので、鎌倉という街だと伝えた。
しばしの沈黙の後、ヘイプアは口を開いた。
「タイガー、それこそがあなたの作るカヌーの名前でしょう。そう、カマ・ク・ラです」
私はその言葉の意図がつかめずにいると、ヘイプアは説明を始めた。
「カマとはポリネシア語で子供のこと、クは昇ること、そしてラは太陽を意味する言葉なのよ」
日本人は昇る太陽の子なのだ。
彼女が説明を終えた時、彼女と私は流れ出る涙を止めることができなかった。
そして彼女は、そのカヌーがどこにいても、この名がどこから来たかを教えてくれるじゃないかと言ってくださったのだ。
☆カマクラ号のチャント
われらは 昇る朝日の子供たち!
われらは 北の島からやってきた
黒潮の島から、山々の峰白き島から
われらは 神々とともに、祖先とともにやってきた
北海道、本州、四国、九州、そして沖縄から
われらの双胴カヌー『カマクラ』にのって
頭をたれ、両腕を広げ、腰を低く謙虚な心でやってきた
われらが祖先たちは はるか昔 かの島を去ったと聞かされた
われらは 祖先を探しにやってきた
われらがカヌーは われらを汝が島へと運んできた
汝はわれらが祖先なのか?
われらは長くはとどまれぬ
われらが家族が 帰りを待っている
アロハ・エ アロハ・エ アロハ・エ・・・
2012年10月27日
ハワイアンカヌー 『マノ・カマクラ号』 ついに完成し 進水式を行います。