わたくしがピッチピチの高校生だった頃のおはなし。
(誰ですか、何十年前の話してんだと思った人は。ほんの数年前だっつーの。)
疲れ果てるまで仕事をする犬は良い犬だ、というストレートな意味から
一生懸命働いた犬は良い顔(幸せそうな顔)をしているものだ、という意味や
いつからか、しつけ教室やドッグトレーナーが使うようになった(らしい)
「疲れた犬は(悪さをしないから)良い子だ!=イタズラ防止には疲れさせよう!」的な意味など 様々。
わたしはこの言葉を知ったときは3番目の意味としか捉えておらず
やっぱり子犬をお利口に、そしてストレスなく育てる方法は
とにかく頭と身体を使わせて疲れさせることだな、と思っていたのですが
勿論、それは間違っていないと思うし
むしろ今まさに、割とデカめの子犬たちとの毎日をいかに飽きさせずに過ごすかに
全身全霊をかけ、全力投球している真っ只中なのですが
年々、その言葉の深さを知っていくような気がするのです。
ヒトと共に働き、支えあって暮らしてきた犬という存在は
ヒトのために働く(頭と身体を使い、疲れる)、ということ自体が 彼らの幸せに繋がっていて
逆にヒトも彼ら犬たちを信頼し、その満足そうな顔を見ることで
なんとも言えない幸福感に満たされてきたのだろうなぁ、と。
日々の暮らしの中で、いわゆる「仕事」を与えることは決して簡単なことではないのですが
個性溢れる犬たちそれぞれが満足するコトを探し、見つけることはとても重要で。
そしてボーダーコリーという犬種となると、それがより顕著になると思うのです。
じゃあ、ただトレッドミルで犬を走らせておけばいいのかと言われると
それはまた話が違ってくるのです。
ここで言う「疲れた犬」というのは身体的な話だけではなく
犬たちが頭を使って考えることも含まれているからです。
別に過度に運動をしなくたって、ほんの少し遊びに勉強を取り入れて考えさせるだけでも
そのうち疲れて、へそ天で爆睡するのです。不思議なもので。
そしてもうひとつ聞くのが、 "A tired dog is a HAPPY dog." (疲れた犬は幸せだ!) というもの。
これは確かにそうで、疲れることをしているときの犬って、大抵 笑顔なんですよね。
目をキラキラさせて、次の仕事や指示を待っている状態。
だからこそ私も、早朝のルパンとプリマのための時間は1日の中で一番大切にしていて
グラウンドで勉強も交えたフリーランをしてみたり
雨の日はトリックを復習したり、新しい遊びをしています。
その朝の時間のおかげで、日中のほとんどを寝るか、起きていてもまったり過ごすことが出来ていて
おもちゃを出せば、引っ張りっこなどもしますが
何もないときは驚くほど落ち着いて、静かなのです。
子犬フタリがフリーでいて、まったりしているって
俄かには信じがたいかもしれませんが、割とホントの話。
まぁ、つまるところ きみたちは
見るからにHappy dogsだよね。
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