新カテゴリーを登録してみた。
今のところ私の仕事環境は報告事が甘く、週の業務報告がない。
月報も無い。日報も無い。。。甘いと言うかちゃんとしてないだけ。
いつ何をしていたかを思い出すには過去のメールを見て推測することぐらい…
日本に帰任したらそうはいかない。
と言うことで週1ぐらい自分が何をやったかぐらいを記そう。
(ブログに事細かくは書けませんが。。。)
F1の最終戦が終わり今年の走行データのまとめをやってます。
もちろん毎レースで分析を行っているのですが、細かなところまでは見切れていないのと、
他のメンバーが分かるような報告書にしているところです。
もっと速く走るための観点や今の性能保障評価方法が適してかなど多角的視点でのまとめなのでちょっと時間がかかるのだが、来週中にはメンバーに展開するつもり。
それと同時に今年1年使った部品が全部返ってきたので、実物の分析も進めています。例えば製品のどういうところに傷がつくのかとか残留強度はどのぐらいなのかを確認する。
これはゆっくりやりたいのですが、実はレースチームはこの時期に今年のクルマの展示用を作ります。展示用に使われたり、どこかの記念走行で使うためのクルマを年に数台作るのです。なので全部のパーツをのんびり分析できるわけではなく、メンテナンスしてチームに再納品するのです。今週はそっちの方に時間が取られたかな。デモ走行でブレーキが壊れたら歴史的汚点なので、手の抜けない仕事です。
さらに来年用の新部品も出来上がってきました。僕の専門は予測数値解析なので製品設計前に製品の性能を予測します。逆に言うと製品が目標の性能を満たすために製品形状を導き設計させるのが仕事。なので出来上がった製品が狙いの性能が出ているのかがとても気になります。
そして、ほぼ狙い通りでいけてる結果が得られました。この予測精度が悪いと大変。大きくずれた場合は設計し直し。作り直し。時間とお金をさらに費やすこととなります。
昨今の製品開発期間を短くさせるためにはこの予測技術がキーになっています。
設計→試作→テストを繰り返すほど時間がかかるわけで、多少構想や設計に時間がかかったとしても1発OKが理想です。
と言っても計算は机上のものなので実物の評価結果が出てくるまではドキドキです。
この手の数値解析にはNASAが昔開発した解析ソフトを使っているのですが、最近は新たな可能性を求めて自作プログラムも組み合わせるようにしています。今週の成果としてはその解析プログラムのスピードを上げられたこと。
1サイクル計算させるのに45秒かかっていたところを10秒ぐらい減らせました。アルゴリズムを見直したりして。このサイクルを数千回繰り返すものなので結構効果が出るはず。個人的には達成感あり。でももっと短くしたい。
と、なんか人に見せるような内容じゃなくなってる気がしてきた。。。
来週は日本から取締役が視察に来るのでちょっと厄介。
今のところ私の仕事環境は報告事が甘く、週の業務報告がない。
月報も無い。日報も無い。。。甘いと言うかちゃんとしてないだけ。
いつ何をしていたかを思い出すには過去のメールを見て推測することぐらい…
日本に帰任したらそうはいかない。
と言うことで週1ぐらい自分が何をやったかぐらいを記そう。
(ブログに事細かくは書けませんが。。。)
F1の最終戦が終わり今年の走行データのまとめをやってます。
もちろん毎レースで分析を行っているのですが、細かなところまでは見切れていないのと、
他のメンバーが分かるような報告書にしているところです。
もっと速く走るための観点や今の性能保障評価方法が適してかなど多角的視点でのまとめなのでちょっと時間がかかるのだが、来週中にはメンバーに展開するつもり。
それと同時に今年1年使った部品が全部返ってきたので、実物の分析も進めています。例えば製品のどういうところに傷がつくのかとか残留強度はどのぐらいなのかを確認する。
これはゆっくりやりたいのですが、実はレースチームはこの時期に今年のクルマの展示用を作ります。展示用に使われたり、どこかの記念走行で使うためのクルマを年に数台作るのです。なので全部のパーツをのんびり分析できるわけではなく、メンテナンスしてチームに再納品するのです。今週はそっちの方に時間が取られたかな。デモ走行でブレーキが壊れたら歴史的汚点なので、手の抜けない仕事です。
さらに来年用の新部品も出来上がってきました。僕の専門は予測数値解析なので製品設計前に製品の性能を予測します。逆に言うと製品が目標の性能を満たすために製品形状を導き設計させるのが仕事。なので出来上がった製品が狙いの性能が出ているのかがとても気になります。
そして、ほぼ狙い通りでいけてる結果が得られました。この予測精度が悪いと大変。大きくずれた場合は設計し直し。作り直し。時間とお金をさらに費やすこととなります。
昨今の製品開発期間を短くさせるためにはこの予測技術がキーになっています。
設計→試作→テストを繰り返すほど時間がかかるわけで、多少構想や設計に時間がかかったとしても1発OKが理想です。
と言っても計算は机上のものなので実物の評価結果が出てくるまではドキドキです。
この手の数値解析にはNASAが昔開発した解析ソフトを使っているのですが、最近は新たな可能性を求めて自作プログラムも組み合わせるようにしています。今週の成果としてはその解析プログラムのスピードを上げられたこと。
1サイクル計算させるのに45秒かかっていたところを10秒ぐらい減らせました。アルゴリズムを見直したりして。このサイクルを数千回繰り返すものなので結構効果が出るはず。個人的には達成感あり。でももっと短くしたい。
と、なんか人に見せるような内容じゃなくなってる気がしてきた。。。
来週は日本から取締役が視察に来るのでちょっと厄介。
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